幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ワイルド・スピード X2

そういえばテズとローマンは本作でブライアンの友人という形で登場したのだった、と思い出した。

ただ、デヴォン・アオキが出ていたことは完全に忘れていた。そしてやはり、本作に関わるまで運転経験すらなかったというのは微笑ましい(金持ちだったからか?)。

ラストのボートへのダイブは「スタスキー&ハッチ」でもあったけど、よくある場面なのか?

本作にはドミニクは出て来ず、本シリーズはブライアンが主人公なのか、という流れになるのだが。

ワイルド・スピード

最新作で言及されていたドミニクの昔のエピソードを確認するために見直してみて、この作品の感想を書いていなかったことにも気づいたので、あらためて。

2-3回はみてると思うけど、本シリーズはこの作品からみたのだったか、ひょっとするとTOKYO DRIFTで興味をそそられてからみたのかも思い出せない。が、いわゆる大作に比べると明らかに低予算(それでも3,800万ドルとのこと)だけど、妙な熱気と、日本では馴染みのないNOSで加速するとかの描写が印象的だった。

他には、超大作シリーズとなってドミニクとそのファミリーが超大物感を出すようになってから本作を見ると、結局コソ泥やったんか!という彼らの恥ずかしい過去が見れたり、本作に出ていてファミリーに入り損ねた俳優たちに想いを馳せたり、という楽しみもある。

レティ(Michelle Rodriguez )とミア(Jordana Brewster )は本作制作前には仮免すら持っていなかったというのも面白い。

ワイルド・スピード ジェットブレイク

wildspeed-official.jp

本当にワンパターンだけど、むしろそれでいいと思える境地に達した。素直に楽しめた。

以下、ネタバレあり。

 

今回は内紛?のためホブスが出てこないのが残念だったが、そのためかハンが蘇る(笑)。さらにハンが助けたエルという新ファミリーも登場(敵と奪い合う重要なものがファミリーに加わるのも二度目か)。

日本人という設定なので、いよいよ刀を振り回すキャラが登場か?と期待したが…今後に期待したい。

何より盛り上がったのはTOKYO DRIFTのショーンとトゥインキーらが(名前忘れてたし、3人目は顔も忘れてた)登場したこと。ショーンはSKY MISSIONにもチラッと出てた?(これも忘れてたけど)が、今回は重要な役割を果たす。ただ今何者になっているのかがわからず、外見もどこかパッとせず何か末路(笑)を見せられたような気がしたのが残念だった。

 

もう一点、ドミニクの過去のエピソードがまたそんな後付けで…と思ってたが、後から一作目をみたら、レーサーの父親とそのクラッシュ、その原因となった相手を半殺しにして刑務所に行ったことまでちゃんと語られていた。2-3回はみていたはずなのに、全然覚えていなかった。

流石に弟のことは何も言ってないけど…。また昔の作品もみたくなった。

アイザック・アシモフ「銀河帝国興亡史」

  もちろんタイトルは知っていたのだが、1950年代の古典というイメージで手を出さずにきた。「三体」の解説で言及されていて気になって読んでみたのだった。

こんなに面白いとは思ってなくて、もっと早く読んでおくべきだった。本作が後世の作品に与えた影響の大きさも実感できた。

 

心理歴史学ハリ・セルダンが立案した「プラン」と「ファウンデーション」を軸に流れる宇宙の歴史、それぞれの事件とそこに登場する人物たち、それらとハリ・セルダンが仕組んだ「プラン」がどのように関与するのか、という展開がまず面白い。

さらにミュールという「プラン」の想定外と思われる存在の出現により「第二ファウンデーション」の存在が鍵を握るようになり…と謎解きの部分もどんどん盛り上がっていき、最後の種明かしまで、読むのをやめられないほどだった(ほぼ盆休みはこれを読んでいたような)。

もちろん「三体」はそれ独自の面白さがあるが、壮大な謎解きが宇宙スケールで、長い年月を経て展開するという要素は間違いなく本作からの影響だと思えた。

 

解説を読んで知ったのだが、本作はこの三部作で一旦完結したあと、続きがアシモフ本人およびその死後は別の作家によって書かれている。ただ、これらは電子書籍化されていないようで、さらにこのタイミングでなぜか新訳版が出るようで…。新訳版で全部読み直さないといけなくなるのだろうか?

さらに、本作はApple TV+で映像化されるようで、こちらも楽しみ!(どこまでの話なのだろうか?)

tv.apple.com

オブリビオン

設定が陳腐な上に説明もなく、豪華キャストや綺麗な映像に比べて魂がこもっていないにも程がある。

IMDbのFAQを読んでも、観た人に委ねられていることが多いし、無理に説明していてもこじつけ感ばかり。

以下、ネタバレあり。

 同じFAQに「月に囚われた男」のパクリでは(そうは言ってなくて、took inspirationだけど…、そして結論としてオブリビオンのアイディアの方が先だったとのこと)というものがあったが、あちらの方が魂がこもっていて断然良い。

ジュマンジ/ネクスト・レベル

前作が結構おもしろかったので、少し期待しすぎたかも。
前作とゲームに入る人たちも基本同じなので、同じフォーマットで少し内容を変えた、という感じで物足りなかった。

次作の構想もあるとのことなので、今度は違うフォーマットでみたい。

…というか、ラストショットはもう次作ありというメッセージだし、違うフォーマットになる感じで期待していいのか?

オール・ユー・ニード・イズ・キル

うまく行くまで何度もやり直すというループものなので、ラン・ローラ・ランとかを思い出した。

本作は、よりビデオゲームをやっているような感覚を強調していて、リタの冷淡な「リセット」と合わせて、コメディ的な要素もあって楽しめた(原作は読んだことない)。

リタ役のエミリー・ブラントは、プラダを着た悪魔での受付役と、そのセルフ・パロディ的な「ザ・マペッツ」でのピギーの受付役が気になっていた女優だが、キャスト名を確認するまでわからなかった。