幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

クリント・イーストウッド

マディソン郡の橋

ja.wikipedia.org 日本でも話題になっていた時から、ずっと避けてきた作品だったが、クリント・イーストウッド監督作品はやはり観ないといけないので…。 みる前から思っていた、なぜクリント・イーストウッドがこれを監督したのか?という疑問は見終わっても…

ブロンコ・ビリー

クリント・イーストウッド主演・監督作品。いかにも80年代という感じの作品。材料はそれぞれおもしろいけど、料理の仕方がまだこなれてない気がした。 以下、ネタバレあり。 結局リリーが拳銃が上手いという伏線(理由も含めて)は回収されなかったり、継母…

クライ・マッチョ

知人から離婚した妻と一緒にメキシコにいる息子の奪還を依頼された元ロデオ・スターと、その少年のロードムービー的なもの。 少年に馬の乗り方などを教えるという関係性は、グラン・トリノを思わせるもので、それだけに鬱なラストを迎えるのでは…と恐れつつ…

スペースカウボーイ

多分初見だったと思うのだが…。 内容は「アルマゲドンはこの映画に影響を受けたのか」と思ったが公開年からすると逆だった。アルマゲドンがあまりにファンタジーな感じだったのに比べると少しは現実に寄せた気はするが、それでもやっぱりファンタジー。 映画…

シノーラ

クリント・イーストウッド主演の西部劇だけど、マカロニ・ウエスタンではない。 音楽も地味だし、ストーリーも空虚。ガンアクションもあまり見せ場はなく、最初は敵を一人ずつ地味に始末していく。 汽車で酒場に突っ込むところだけは派手だった。

ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場

クリント・イーストウッド監督作品で、序盤のクリント・イーストウッド演じるハイウェイ軍曹が、その後の「グラン・トリノ」などを思わせるキャラクターで、これは重要作品だったか…と思ったのだが。 落ちおぼれの兵士たちや、ひ弱なキャリア士官を掌握して…

ザ・シークレット・サービス

クリント・イーストウッド出演作(監督作でない)で、この感じの作品といえば、何となく無意味にクリント・イーストウッドがモテるだけのヌルめの映画を思い浮かべてしまう。 が、本作は1993年、「許されざる者」と「パーフェクトワールド」の間に公開された…

ダーティハリー5

ダーティハリーシリーズ最終作なので、面白くなかったのだろうな、と思ってみたら意外に面白かった。 ラジコンカーとのカーチェイスはラジコンカー凄すぎやろう(爆弾積んでてあのスピードとか電池とか…)と突っ込みながらも、まあいいかという感じで楽しめ…

ダーティハリー4

そう、本作こそ記憶にあるダーティハリーという映画のイメージだった。ダーティハリー2で法に則って裁くべきと言っていたことは完全に忘れている。 武器を持たない者も含めて悪人一味を皆殺しにして、最後はその一味に復讐を繰り返していた女性の罪を、殺し…

ダーティハリー3

今さらだけど、ネタバレあり。 ハリーの相棒はみんな死ぬけど、今回は大丈夫なのでは?と思ったのに…。何とか頑張っていた新米刑事のケイトが死んでしまうとは思わなかったので、とんでもなく後味が悪かった。 この後味の悪さはどこかで…と思ったら、「ミリ…

ダーティハリー2

1よりはこちらの方が好きかな。 昔のイメージではハリー・キャラハンこそが、この自警暗殺団のようなポジションにいると思っていて、法を守ることを説いているのが意外だった。 それにしても無理矢理な?ハリーのモテっぷりが意味不明(笑)

マンハッタン無宿

ほんとに面白くなくて驚いた…。クリント・イーストウッドが出てなかったら観なかったとは思うけど、それにしてもつまらない。 何がしたかった、というか、観客がどこを面白いと思うと想定して作ったのか、すごい疑問。

奴らを高く吊るせ!

マカロニ・ウエスタンへの対抗心があったのか、いろいろと良い題材が散りばめられながら、深掘りされず、ただとっ散らかっただけになったのが惜しい。

荒野のストレンジャー

クリント・イーストウッドの監督作品としては初期のもの。人間の弱さや正義とは?というテーマにも触れていて後年の作品への展開が垣間見られるところもある。 ただ、途中から、これはペイルライダーと同じなのか?と少し混乱した。 以下、ネタバレあり。 ま…

真昼の死闘

ほぼシャーリー・マクレーンのための映画だったが、おもしろかった。 シャーリー・マクレーンのその後を思わせる雰囲気がすでに出ているように思えた。 クリント・イーストウッドはカッコつけてるが、ただ振り回されるだけという(笑)

アイガー・サンクション

クリント・イーストウッド監督作品なので見たけど、正直訳がわからない…。 元殺し屋で元登山家で、貴重な美術品を収集してて、大学教授として世を忍ぶクリント・イーストウッド。 設定からして中二病で、展開もいろいろ突っ込みたくなることばかりだった。

アルカトラズからの脱出

クリント・イーストウッド作品ということで。前にみたかもしれないけど…。 いわゆる脱獄ものというジャンルの古典なのだろう。ただ実話をもとにしているというところが面白い。 厳しいとか言いながら、結構いろんなことができることが意外だった。

運び屋

この映画に泣ける年齢に達した、ということを認めたくない作品。 もちろんクリント・イーストウッド作品を追いかける中で重要な作品だと思う。 「グラン・トリノ」のウォルトや他、クリント・イーストウッドが演じてきたキャラクター - いや結局のところクリ…

ハドソン川の奇跡

この事故を元にした映画をクリント・イーストウッドが撮ると聞いたときに、すでにサリー機長がクリント・イーストウッドに重なってしまっていた。 もちろん設定も行動も全然違うけど、「グラン・トリノ」とか「許されざる者」とか。ただ演じたのはトム・ハン…

アメリカン・スナイパー

自分の中ではいわゆる評価不能に分類される映画ではある。 それでも、単純に誰かの、どちらかの立場で何が正しくて何が間違っているかを断じる作品ではないところがよかった。 また、これまで大袈裟に演技する役が多くて本当の演技力はどうなのか?と思って…

荒野の用心棒

荒野の、夕陽の、関係の作品は有名なのはだいたいみていたつもりだったが、これをみてなかった! オリジナルの用心棒(これは何度もみてる)をみてから、比較のためにみてみて気づいた。 特に最後の決戦のシーンは音楽や演出がかっこよすぎる。 もちろん今か…

ジャージー・ボーイズ

実話にもとづくミュージカルをベースにした作品。 以下、ネタバレあり。 フランキーが自らの半生を振り返って最高の時という場面を表したラストシーンはすごくよかった。けどクリント・イーストウッドがやる作品ではないのでは?という疑問は拭えず。 そして…

ヒア アフター

死と死後の世界を扱った作品は、評価が難しい。 唯一よいと思ったところはそれらを、ただの泣かせるための道具に感じさせていない点だろうか。 クリント・イーストウッドが真面目に死について考えて作ったように感じた。 ただ、クリント・イーストウッド監督…

戦略大作戦

第二次大戦中、ドイツ軍に占領された街に大量の金塊があるという情報を得たことから、任務そっちのけで金塊強奪に向かうアメリカ軍兵士たち。 クリント・イーストウッド主演ということでみてみたけど。 以下、ネタバレあり。 ラスト近くの西部劇風の演出をみ…

J・エドガー

イーストウッド監督作品なのでみたが、フーバー長官とFBIに関する知識不足もあり、地味な映画という感想。 インビクタスもそうだったが、やはり史実を元にしたものは仕方ないのか。 あと、加齢メイクがどうしても不自然で、コントっぽくみえる。 それでもク…

ブラッド・ワーク

クリント・イーストウッド監督・主演作品。 犯人に迫っていく謎解きの部分も見応えがあって、楽しめた。 以下ネタバレあり。 ジェフ・ダニエルズは配役的に怪しいよなぁ…。 ラストはテリーが罪の意識からグラシエラたちの元を黙って去る、というのを予想した…

センチメンタル・アドベンチャー

クリント・イーストウッド監督作品。 まあまあ、というところ。 以下、ネタバレあり。 ラストのほろ苦さはその後の、後味悪く心を抉ってくる作品につながるところはあるけど、まだ軽い。 何より自身が主演して、しかもモテ男というパターンだとやはりそうな…

人生の特等席

クリント・イーストウッドにエイミー・アダムス、そして野球ということでみなければいけなかった作品。 まずまずおもしろかったが、せっかくクリント・イーストウッドが出ているのだから、もう少しひねりがほしかった。 わかりやすい小者悪役が都合よく出て…

ペイルライダー

クリント・イーストウッドがカッコよすぎる、というかカッコよくみせるためだけの映画と言ってもいいくらい。 それを期待してみたので、十分満足だった。 以下ネタバレあり。 それにしてもあのロングコート軍団、いつも重厚な音楽を背負って出てくるくせにあ…

インビクタス/負けざる者たち

クリント・イーストウッド作品ということで上がってしまった期待値のためか、普通のよい映画、という感想にとどまった。 モーガン・フリーマンはじめキャストもよかったし、ラグビーのシーンも迫力があってよかった。何よりこの作品の元となったことはミラク…