幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

「三体」

これだけ話題になっているSFとなると、さすがに読まずにいられず。
確かに、ものすごく読ませる本で、何もかも忘れて読み続けたい状態になったほど。次が待ち遠しい!(3部作の第2部の日本語版が6月発売らしい)

以下、ネタバレあり。

 

真っ先に思い出したのは「リング」三部作。ホラーと思わせつつ、SFへと展開した感じだったが、こちらも(ただ最初からSFだと思って読んでいるが)その雰囲気があった。途中まであれと同じネタじゃ…?と少し不安になったが、それを上回る展開でおもしろかったし、この先も楽しみ。

荒唐無稽とも言える展開を、緻密に描き切る筆力はスティーブン・キングのようでもあって、とにかく読ませる。

中国の登場人物名に最初戸惑うけど、最後まで読み方わからずイメージで認識した登場人物も多かったが、読むのに問題はなかった。