マドンナが中原理恵!(忘れていた)ということで(84年作品)、いよいよ自分の青春時代、こんな感じだったなぁとしみじみと思ってしまう。
とにかくマドンナが幸せになるだろう、というラストだったのはよかった。さくらを始めとするとらやの人々の温かさ、それもトニー(渡瀬恒彦)を寅さんの恋敵と認定して敵視するなど寅次郎への優しさもよかった。
今回のマドンナは、もう一人の妹、というところか。トニーは正直浮いていたのと、最後の熊騒動はいらんかった気はした。
本作の切ないポイントは、登(秋野太作)のエピソード。
前作でパソコンを買ってもらった満男、ちゃんと勉強を続けていてえらい(きっとパソコンサンデーをみてるはず)。