幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

男はつらいよ 寅次郎物語

1987年作品。秋吉久美子がマドンナだが、物語のなかに嵌め込まれただけという印象が残念。秋吉久美子は好きな女優だったので、もっと秋吉久美子に合わせた作品だったらよかった。

全体的には、寅さんというよりも普通のいい話的な展開で、寅さんが善人すぎる。その分、秀吉との別れのシーンやラストで秀吉親子から隠れるシーンは切ない。

その分、寅さんはどこか人生を達観しつつある雰囲気になっている。次作でどうなっているのか。