そう、本作こそ記憶にあるダーティハリーという映画のイメージだった。ダーティハリー2で法に則って裁くべきと言っていたことは完全に忘れている。
武器を持たない者も含めて悪人一味を皆殺しにして、最後はその一味に復讐を繰り返していた女性の罪を、殺した犯人に被せて一件落着としてしまう…(アリバイを調べたらバレると思うのだけど)。
夜の遊園地で後光を背に、マグナム44を手に処刑人と化すハリー。80年代風の軽いエレクトリックサウンドが安っぽくて泣ける。
意外だったのはダーティハリーでもクリント・イーストウッド監督作品があったということくらいか。