ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノの3人によるオムニバス映画。3作ともそれぞれの監督作品らしくて楽しめた。
普通に一番面白かったのは、ポン・ジュノによる"Shaking Tokyo"。東京と地震・引きこもりをテーマにした作品。香川照之と蒼井優のキャストもよかった。後の「パラサイト」にもつながるような極端な人々を描いている。
次がミシェル・ゴンドリーの"Interior Design"で、自分を肯定することのできない女性のファンタジーなラストは自分は切ないものと受け取った。
そして、やはり問題作はレオス・カラックス。なんじゃこりゃ的な作品。ただ一番衝撃的だったのは、印象的だった主人公役。誰だろうと思ったらDenis Lavant。なんと「汚れた血」のアレックスだった。
今どうしているのだろう?とちょうど思ってたところだったが、レオス・カラックスの最近の作品にも出てたようで、みてみないと。