中学の頃、家でかかっていた記憶のあるドラマ。再放送をみた。
序盤は話がどこに向かうのかわからないまま、ゆっくりとしたテンポでストーリーが進み、やはり古いドラマだから…と少し退屈に思ったが、3,4話あたりは一気に観てしまうほどに引き込まれた。
色々な事件が起こるのだが、それらに対する登場人物たちの心情が丁寧に塗り重ねられていく感じが、とても良かった。
最近はとにかく派手な演出のものばかり観ているので、とても新鮮だった。
志村喬、杉浦直樹はもちろん、岸本加世子、岸田今日子が特に印象的だった。
続あ・うんの再放送もしてほしいが、先に小説を読もうか。