一応、予習のためにワーニャ伯父さんも読んでから観た。こういう小難しい系?の映画は大好きで、ただ雰囲気だけでなく、実際に観ごたえのある作品だった。
以下、ネタバレあり。
主人公の家福(西島秀俊)やみさき(三浦透子)の演技も相まって、淡々とした雰囲気で進むのだが、そこから終盤に向けて徐々に熱量が上がっていくところが良かった。
特に、高槻(岡田将生)が家福に問いかけてくる車中の場面は、心を揺さぶられた。
ラストはいろいろな解釈ができそうだけど、途中でも「父親だったら」というセリフもあったので、家福とみさきがユンス夫妻とも仲良くしながら、親子のように暮らしているのでは?と思ったのだが…。