幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

松谷明彦「人口減少経済の新しい公式」

経済とか統計に疎い僕からみると、ふんだんに根拠として挙げられた数字については全然ぴんとこなかったが、少子化対策としていかに子供を増やすかという議論はすでに遅くて、実際に人口や若年労働力が減ったときにどうするかについて真剣に考えないといけない、ということはよくわかった。

 

この本に書いてあるような豊かな生活(会社に縛られず余暇が増大する、地方の経済がよくなるなど)が実現される可能性は認めるしそうなって欲しいと思うけど、その方向へどうやって進んでいくのかということについては具体性を欠いていて、あまり希望は持てなかった。