幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム

www.youtube.com 前作は結果的には箸休め的、次への新たな局面の導入部的な作品だったので、本作がこんな衝撃的な展開になるとは全く予想していなかった! 以下、ネタバレあり。 これまでのスパイダーマン映画シリーズから奴らがやってくるのは予告でもわか…

「近代ヨーロッパ史」

Amazonのセールで買ったまま忘れてたやつ。 実は世界史をちゃんと勉強したことがないので、時々こういう本が読みたくなる。 分量的に仕方ないが、細かい部分の説明はあっさりと、大まかな流れを捉えるものになっている。 それでも第一次世界大戦に至るまでの…

中島らも「頭の中がカユいんだ」

著者自らが文庫版あとがきで以下のように書いている。 「明るい悩み相談室」のファンの人がこの本を読むと、どういう反応が起こるのだろう。僕にはそれが興味深い。 まさに「明るい悩み相談室」のファンだった自分は、中島らもがこんなに(良い意味で)ぶっ…

NFL Super Bowl LVI

www.nfl.com チャンピオンシップで、チーフスがOTのコイントスに勝った時点で、先週と同じ結末か!と思ったのだが…。自分的にはチーフスが出ないSuper Bowlはあまり盛り上がらなかったのだが、それでも面白い試合でよかった。 DAZNのSuper Bowl配信は、Live…

眼下の敵

1957年の作品ということで、後に続く(この前に同じような作品があったのかは知らないが)潜水艦映画にも多くの影響を与えたのではないだろうか? 駆逐艦と潜水艦の艦長同士の頭脳戦が盛り上がる。 以下、ネタバレあり。 両艦長とも死ぬラストもあったとのこ…

小松左京「果しなき流れの果に」

この作品が自分が生まれる前に書かれたもの、ということが最初は衝撃的だったが、読み終わってみるとそんなこととは関係なく、ただただ圧倒されてしまった。 「三体」や「ディアスポラ」と同様、とにかくスケールがでかい。 時空を縦横無尽に駆け巡る展開が…

ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場

クリント・イーストウッド監督作品で、序盤のクリント・イーストウッド演じるハイウェイ軍曹が、その後の「グラン・トリノ」などを思わせるキャラクターで、これは重要作品だったか…と思ったのだが。 落ちおぼれの兵士たちや、ひ弱なキャリア士官を掌握して…

ガンヒルの決斗

www.imdb.com 妻を殺されても、古い友人との友情に背いても、法を守ろうとするストイックな保安官を演じるカーク・ダグラスがとにかく渋い。 篭城戦からの脱出は緊迫感があったし、苦味のあるラストは、まさにハードボイル的な西部劇だった。 贅沢を言えば、…