幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2011-01-01から1年間の記事一覧

グラン・トリノ

泣けた映画。 以下、ネタバレあり。 クリント・イーストウッドの映画なのだから、ハッピーエンドはありえないというところでラストの予想はついていたはずだった。それでも、やっぱり泣いてしまう。 ストーリー自体は実はありふれたものとも言える。だが、こ…

町田康「スピンク日記」

夏休みに実家で妹に借りて読んだ。 町田康版の「吾輩は猫である」かな、と読み始めた。 が、町田康なのに自虐はあっても人間全般への皮肉といったネガティブなものも控えめで、それよりはポチ(=飼い主=町田康)がこの家族を、小さな幸せを、大切に思って…

「闘うプログラマー」

前の会社の上司から借りて読んだことがあった本。 なぜだったか忘れけど、とにかく突然これが読みたくなった。とにかくスグ読みたい!という状態だったので電子書籍でないのか探したらiPhone日経BPストアで買えた。 価格が紙版とほぼ同じというのだけが納得…

小川洋子「人質の朗読会」

人質がそれぞれ自分に関するエピソードを淡々と語っていくという短編集的な本。 山びこビスケットの話とか好きな話もあって楽しめた。 ただ、単純な短篇集とせずにあえてこういう構成にするのだから、それぞれのエピソード間のつながりとか、何か最後にオチ…

QNAP (NAS)

今使ってるMacBook ProのiTunesのライブラリだけで100GB近くになってきて(それでも当然CD全部入れてるわけではない)、残りが30GBくらいだったので外付けのHDDを物色してた。 条件は以下のとおり。 - NAS - せっかくならTimeMachineでバックアップとりたい …

ジョン・ダニング「幻の特装本」

「死の蔵書」の続編にあたる作品。前作と同様、希少本をめぐる謎解きだが、本作のほうが時間的にも地理的にも展開が大きく、ストーリが凝っていて読み応えがあった。 ジョン・ダニングは一度デビューした後、出版社とのトラブルから作家をやめて古本屋をやっ…

ジョン・ダニング「死の蔵書」

美容師さんがすすめてくれた本。ミステリはあんまり読まないから、他と比べてという評価は難しいけど、希少本を軸に謎を解いていくストーリーはおもしろかった。 続編も読んでみたい。 以下ネタバレあり。 犯人探しだけが読みどころではないとはいえ、冒頭の…

Adele "21"

前作"19"はよかったけど、それほど強い印象は残らなかった。 なので、"21"の評価が高かったのは知ってても聴きたいと思わなかった。 が、ラジオで流れた(1)"Rolling In the Deep"があまりにかっこよくて、すぐにiTunes storeで購入してた。 (1)は当然すばら…

The Go! Team "Rolling Blackouts"

いい意味でごちゃごちゃした音は変わらず、安心して聴ける。 違うものを聴いてみたい気もしつつ、ゆっくりしたペースで同じものを出してくれたらまた買う、というのでいい気もする。

Kanye West "My Beautiful Dark Twisted Fantasy"

Kanye Westは特には興味なかったけど、なんとなく買ってみてから最近までずーっと愛聴盤になってた。 King Crimsonが引用されてる(3)"Power"が特に好きなトラックだが、他も聴きやすいけど聴きごたえもある曲が多くて(9)"Runaway"や(12)"Lost In the World"…

レスラー

苦い味わいで最後ちょっと泣けた。 ミッキー・ロークもマリサ・トメイもリアルにそういう人としてみれるほど、役にはまってると思えた。

2010年映画ベスト5

もう2月なので、書くのもやめようと思ったけど…。 1.息もできない 忘れられない映画。画面でみえるもの以上の何かが感じられた。 2.チェンジリング 最近のクリント・イーストウッドは間違いない!と確信できた作品。 3.ファンボーイズ アホ路線では一番笑え…

Mono "Holy Ground: NYC Live With the Wordless Music Orchestra"

9月に書こうとしてエントリだけ作って放置してた…。 結局、Youtubeのダイジェストをみてどうしても全部みたくなって買ったのだった。 とはいえDVDは全部はみてない(笑)、CDだけでも十分楽しめてよかった。