幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2013-01-01から1年間の記事一覧

Kindle Paperwhite

iPhoneでKindleストアやiBook Storeで購入した本を読んでいて、不満なのが専門書を読む際の画面の狭さ。 iPad miniなどタブレットの購入もかなり検討してみたのだが、スマホとタブレットはかぶっている部分が多くて、使い分けられるものか疑問があった。 そ…

私がクマにキレた理由

スカーレット・ヨハンソンめあてにみた。 ストーリーも普通で名作というほどではないけど、人類学レポートという形を下敷きに、AnnieがNanny(ベビーシッター)になるまでの導入部も含めてテンポよくまとまっていておもしろかった。 変な邦題(オリジナルは"…

素晴らしき哉、人生!

とにかくラスト!iPhoneでみてたのだが危うく落涙しそうになるほど感動した。ベタで予想できる展開だったのに。 クリスマスの話だというのも知らずにみてた分、さらに感動したというのもあったかも。 タイトルはきいたことあったけど、内容は知らなかった。…

映画に愛をこめて アメリカの夜

これは渋い映画だったなぁ…。 いろいろな困難に直面しながら、それでも映画への情熱でそれらを乗り越えて映画を完成させていく過程を、大袈裟ではないものの感動的に描いている。 キャストもそれぞれいい味を出してた。主演女優役のJacqueline Bissetも当然…

HOMELAND

シーズン1,2を録画したまま放置していたのが、ふと見始めたところハマってしまって、かなりのペースで全部みてしまった(先月のこと)。 まず主人公のキャリーにやられてしまい、その後は展開も早くて次が気になって仕方なかった。 ただ、シーズン2の後半は…

キューティ・ブロンド

たまに東京で行くバーのモニタでかかってて、おもしろそうだったので(ここは他にもスポンジボブとかかかってて趣味があうと思ったのもあったし)。 よかったところ: - リース・ウィザースプーンはウォーク・ザ・ラインでみて、どこがいいのかわからなかっ…

モンスター上司

とにかく惜しい! 困った上司を持つ3人の物語の導入部はテンポもよく、困った上司のクズっぷり(歯科医はちょっと違うと思うけど)も無駄なく伝わってる。 その後のドタバタ劇も展開としてはうまくできてると思うのだが、まず主人公3人のキャラが薄すぎる。…

DiXiM Digital TV for iOSその後

以前書いたが、家のBDレコーダでDiXiM Digital TV for iOSは使える。だけど持ち出しができないので、やはり使いどころがなく、持ち出し機能の実装を待ち続けていた。 この状況がやっと解消された。番組持ち出し機能(BDレコーダからiPhoneに番組を移動)が追…

シャッターアイランド

なぜかディカプリオの服装が印象に残ってて、昔のギャング映画(ギャング・オブ・ニューヨークみたいな)だったかな、くらいの気持ちでみはじめた。 途中で、そういえば精神病院と幻覚が絡んだサスペンス系の映画だったと思い出し、さらにスコセッシ監督作品…

エリックを探して

エリック・カントナが本人役で出るというのは知ってたが、ドキュメンタリーに近い映画かと予想しつつ、でもなんでPG-12なの?という状態でみた。 以下、ネタバレあり。 まさかこんな映画だとは思わなかったけど、やられたと思えたし、おもしろかった。 カン…

マイティ・ソー

安心感あるストーリー、色彩鮮やかで美しいCG、ほぼ何のコクもなくツルッと飲み込める映画。 でも(だから?)結構好きでもう一度みたいと思えた。 神話の世界が現実だったという中二的な設定も気にならなかった。というか、ウルトラマンとかもこの路線でハ…

トランザム7000

昔、テレビで何度かみてたのだろう、みてるうちにいろいろと思い出してきた。 今回、発見したこと。 - バート・レイノルズとトム・セレックは別人だった(トム・セレックをみてバート・レイノルズだと思ってた)。 - あの賭けを持ちかける二人組の小さい方は…

僕の彼女はサイボーグ

夏頃になぜか録画してて、ハードディスクの整理を兼ねて軽くみはじめた。 1時間46分あたりでラストの雰囲気が漂ったときには、「これだけ派手な設定を使ってこんな退屈な映画が撮れるのか」「ターミネーターやA.I.とかいろいろ混ぜた感じ?」「安堂ロイドの…

スイミング・プール

評価不能な映画だった。 以下ネタバレあり。 予備知識なしに、何となくヨーロッパ映画系の香りを嗅ぎたくてみたのだが、「これってミステリーだったのか?」「やたらジュリーが脱ぐのは芸術アピール?」とか思うほど、何か違ってた。 そして問題のラスト。全…

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

まったく期待せずみたが、息抜き的には十分楽しめた。 アメリカ万歳的な雰囲気は、ネタなのかマジなのかどう対処してよいかわからなかった。でも「アメリカ!」というしかないコスチュームデザインは嫌いじゃない、というかあの盾は欲しい(笑)。 あのデザ…

ブラック・スネーク・モーン

クリスティーナ・リッチが監禁されるという設定は、名作Buffalo '66を思い浮かべずにはいられず、サミュエル・L・ジャクソンが出てることもあって、みることにした(ただ聞いたことなかったのであまり期待はせずに)。 このDVDのジャケットもそうだし、映画…

「量子コンピュータ」

「インフォメーション」の中で量子情報理論に関する部分がよくわからず、やはり基礎から学ぶにはブルーバックス!ということで…。 読み終わってから、もう一度「インフォメーション」の該当部分を読み返したが、そこはやっぱりよくわからなかった(笑)。 で…

「野村ノート」

野球ファン、スワローズ/野村克也ファンである僕にとってはすごくおもしろい本だった。 ID野球については、テレビでみて知っていることが多かったので驚きはなかったが、野村監督が選手をどのようにみていて、どんなアドバイスを与えたのか、といったエピソ…

なくもんか

クドカンが関係した映画というとアイデン&ティティも真夜中の弥次さん喜多さんも結構好きだったので、ある程度期待してみたが、とにかく惜しかった。 以下ネタバレあり。 兄弟が再会するところまではテンポも早く、「本当の自分」をなくした二人がこれから…

戦場にかける橋

今みてこれだけおもしろい古典的名作というのは貴重だ。 戦争という状況に置かれても人間はそれほど変わらないことを描き、それにより戦争というものの異常さを際立たせる、という主題はあるが、それとは関係なくストーリーもおもしろい。 「戦場のメリーク…

ジョアン・マグレッタ「エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略」

研修やマーケティングの本で、ポーターの基本戦略や5F分析、バリューチェーンなどはひと通り知っていたつもりだった。 ただ、5F分析にしてもバリューチェーン分析にしても、状況の整理に便利というくらいの認識しかなかったし、差別化戦略にしてもあたりまえ…

アウトレイジ ビヨンド

前作「アウトレイジ」同様、腹の探り合いや裏切りが中心に物語が進んでいき、おもしろかった。 たけし演じる大友だけが昔気質で筋を通すやくざとして描かれるが、前作よりも全体的に淡白でそれぞれの人物の葛藤というものが感じられなかった点が物足りない。…

アウトレイジ

期待せずにちょこっとみてつまらなかったら寝ようと、0時くらいからみはじめてあまりにおもしろくて最後まで一気にみてしまった。 仁義なき戦いとかゴッドファーザーを彷彿とさせるヤクザ抗争もので、はやい展開に裏切りの連鎖と、基本に忠実に作ってある。 …

じゃりン子チエ(劇場版)

関西に住んでた同年代の人はみなわかると思うけど、じゃりン子チエのTVシリーズは中学生の頃見てたし、その後の再放送もやってると何となく見てしまうほど、何か身体に染み付いている。 この劇場版はTVシリーズに先駆けて公開されてたのは知ってたが、みたの…

SUPER 8

一人だったらみてないと思うけど、娘たちとみるにはちょうどよさそうと思って選んだ(安心の米G指定だし)。 舞台が1970年代後半のアメリカの田舎町ということから、作り手側のノスタルジーのようなものも感じられるが、子供向けに作ってあると感じた。 その…

鉄道員

今さらの初見。 この映画のテーマ曲を、昔父がよくギターで弾いていたのだが、どんなメロディだったかもう忘れてた。ただすごく切ない曲だというイメージだけは残ってた。 冒頭でいきなりその曲が流れて、懐かしさにまず感動。 以下ネタバレあり。 その後の…

ペイルライダー

クリント・イーストウッドがカッコよすぎる、というかカッコよくみせるためだけの映画と言ってもいいくらい。 それを期待してみたので、十分満足だった。 以下ネタバレあり。 それにしてもあのロングコート軍団、いつも重厚な音楽を背負って出てくるくせにあ…

REGZA 42Z7

結局買ったのはREGZA 42Z7、1ヶ月ほど使ったのでそのレビューを。 ○良い点 - 何と言ってもやはりタイムシフトマシン。4TBのHDDをタイムシフト用に取り付けて、これで6チャンネル19時〜24時までの番組をだいたい1週間録画できている。想定してたとおり、翌日…

テレビ買い替え

2007年に買ったプラズマのWooo、とうとう地デジチューナが壊れてきた。 録画用は大丈夫そうだが視聴用がダメなようで、チューナが起動してから10分くらいは「アンテナレベルが低い」というエラーが出てブラックアウトが頻発するようになった。 6年くらいにな…

第9地区

予備知識なくみたこともあってか、久しぶりにいろいろと驚かされた。こういうカルト映画は大好き。 そもそも設定がぶっ飛んでいるので、展開が読めず、各勢力の間で翻弄される主人公とともに「いったいどうなってしまうのか…?」という気分が味わえる。 低予…