幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

映画に愛をこめて アメリカの夜

映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版 [DVD]これは渋い映画だったなぁ…。 いろいろな困難に直面しながら、それでも映画への情熱でそれらを乗り越えて映画を完成させていく過程を、大袈裟ではないものの感動的に描いている。 キャストもそれぞれいい味を出してた。主演女優役のJacqueline Bissetも当然よかったが、仕事できる感じのNathalie Baye(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの母親役だったとは!)がよかった。 主演男優(息子の方)はほんとにどうしようもないやつだったけど、映画の完成という目的に向かう周囲の大人な対応が泣かせる。 僕はそうだったけど、困らせる側と大人な対応側と両方経験することは大事なことだと思う(因果応報的な)。