幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

イン・ディス・ワールド

何年か前に中国からの集団密航が相次いで、密航船で何人もの死者が出たこともあったと思う。 そのときはそもそも胡散臭いことをしている人たちのことなんだと、ほとんど関心を持たなかった。 この映画ではパキスタンからはるかロンドンを目指す難民の姿を追…

25時

エドワード・ノートンが収監前のヤクの売人役ときいて、絶望的でセンセーショナルな映画だと思ったのだが、感動的でいい映画だった。 映像もきれいで、もう1度みたいと思った。 ひどい刑務所へ入ることは死を意味し、それが明日にせまったときモンティ(エド…

Franz Ferdinand "You Could Have It So Much Better"

1stは好きだったが、もろに80年代風というところがどこかパロディっぽい気がしてた。とりあえず1stは80'sというコンセプトアルバムで本当にやりたい音楽は別にあり、それは2ndで明らかになるのだろうという期待もあった。 この2ndを聴くとやはり80'sっぽい雰…

尾花

日本シリーズは4試合で終わってしまったのが残念だったが、ロッテの野球は知らない選手も多かった分おもしろくみれた(仕事やめたいというOLをボビーたちが励ますCMもお気に入り)。 「巨人尾花コーチ熱血指導、原監督も絶賛」 尾花が巨人に行ったのはヤクル…

ピエール・クラストル「大いなる語り-グアラニ族インディオの神話と聖歌-」

ポール・オースターに導かれて出会った本。ピエール・クラストルが南米インディオのグアラニ族の神話と聖歌を採録したもの(1974年にフランスで出版)。 一つの価値観のもとに世界を収束させようとするものに対する痛烈な批判でもあるし、訳者あとがきにある…

Suicide

久しぶりに聴きたくなってamazonで買ったのだが、この血塗られたジャケットと今さら感たっぷりの暗さにちょっと後悔してしまった。 が、ダークなシンセと無機的なドラムの音を除けばメロディなんか結構明るいことに気がついた。 Chereeは今でも大好きな曲だ。

VAIO還る

結局無償ハードディスク交換となって無事セーフティサービスからVAIOが戻ってきた。 本体も取り替えたのか?と思うくらいキーボードがぴかぴかになってた。 SP2を含めて数々の更新をインストールするだけで昨日は終わり。素のXPも久しぶりにみた。 ヨドバシ…

おもしろかった展示会

展示会をみに東京へ。今回は危機管理産業展というのに行った。 これがすごいおもしろかった。 タイトルが示すようにすごいアプリケーション指向の展示会なのでいろんな業種の展示があったのがよかった。 自分が本来みにいく目的以外のところが特に新鮮でおも…

デザイナー

原作は読んだことないが、一条ゆかりのどろどろ系マンガの昼ドラということで一応みている。 最初はキャストの寒さや、いかにも関西ローカル局が低予算で作ったという感じ(何もかもしょぼすぎ)が気になってみるのをやめようかと思った。 2週目に入って麗香と…

インファナル・アフェア 無限序曲

あいかわらず若いときの二人の顔が区別つかず、しかも前作をすっかり忘れてたこともあって最初はきつかった。 徐々に思い出してきてからは展開もおもしろくて引き込まれてみた。 警察をも巻き込んだ尖沙咀の権力闘争の部分は見ごたえがあった。ハウを演じた…

あらためてマスコミ不信…

昨日はなんとか帰れた。 けど僕が奈良に着くまでに何度も信号待ちで止まり、23時前に奈良に着いたときも大阪方面へいく電車は走ってなくて駅の案内も「調整中」になったままだった。近鉄があるから致命的ではなかったのかもしれないけどたくさんの人が影響を…

Fiona Apple "Extraordinary Machine"

アメリカ出張のときに新聞にレコ評がのってて、それでTowerRecordsへ行って買ったのだった。+$1でDVDとのdual版($14.99)が買えたのだが、CD規格からはずれてるから機器によっては再生できないと書かれてたのでやめてしまった。 レコーディングしたけどしばら…

せっかくの記録達成なのに

資料を今日中に作らないといけなかったので(明日やっと代休をとるから)、とうとう21時まで会社にいた。 前の会社の時からはまったく信じられないことだけど記録達成だ。 明日休みやしええかーと大阪駅の手前で何げにJR西日本運行情報をみると、18時頃に人身…

やっぱりvideoだった

アップルの発表はやはりvideo再生対応iPodだった。 バッテリ駆動時間とかみるとまだおまけ的な位置付かなとは思う。 少し小さくなってるという点が気になる。

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

ミステリー好きからしたら今さら?っていう名作らしい。 謎解きというところでは最後以外は結構よめたけど、そういう視点で読むものではないと思う。 主人公の私立探偵フィリップ・マーロウ(アーチー・フィンガーではない)がとにかくよかった。 俗世の垢に…

VAIOセーフティープラス

今日は東京へ出張だった(思えば機中を除いてアメリカへ出発して以来休みをもらってない…)。 築地を歩いているとおいしそうな寿司屋とかいくつかあって、寿司が食べたくなった。 アメリカ出張の日に突如VAIOのハードディスクがおかしくなった。 何度かディ…

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

13作目。今までの作品のいいところを再放送しているみたいなところがあって(歌子の父の話とか)、ちょっと…。 再登場の吉永小百合は今回のほうがうまくなってたとは思う。

サンフランシスコドライブ!

次くる機会はあるだろうが、一人とは限らないしせっかくなので早起きしてサンフランシスコドライブに挑戦することにした。 サンノゼから101をずーっと(といっても空港まででFreewayをとばして30分くらい)北上して空港もこえてUnion Squareを目指した。 空…

Djorkaeff

朝刊にジョルカエフが写真付でのってた。MLS(こちらのサッカーリーグ)で37歳となった今も毎日サッカーができて楽しいそうだ(記事はここ)。 いつもつまらなそうな顔をしているところが大好きだった。 今日でこちらでの仕事も終わりだ。逆に思ったより進ん…

Yoshinoya

今日の昼ごはんは、昨日会った後輩に教えてもらった吉野家(こちらでは当然Yoshinoya)に行ってみた。 他のファーストフード店と同じようにカウンターで注文して席に持っていって食べるスタイルだった。普通の牛丼はBeef Bowlでレギュラーサイズだとほぼ日本…

ドッジボール

WOWOWで特集をやってたのをみておもしろそうだと思ってた映画が、テレビでやってた。 ただし英語だけで、聞き取りは難しかった(コメディは難しい…)。でも話もわかりやすいし、わかりやすいキャラばかりだからまったく問題なくみれた。 日本でも公開された…

懐かしい顔

カーナビ(こちらでは単にGPSとしか言わないみたい)の使い方にも慣れてきたので、どこへ行くのも楽しくなってきた。写真は借りた車のシボレーのmalibu。 ウィンカーとワイパーを間違える件は、必ず右手だけでハンドルを握るという方法で解決できた。日本で…

ESB!!

あらためて気がついた。ココログの投稿日付って日本のなんだ。 ようやく長い(2日分)の10/3が終わろうとしているけど、投稿する記事は10/4になってた。 仕事の方は…。やっぱり英語はきつい(国籍はみんなアメリカだけど系でいうとすごい多国籍だし…というの…

結局イメージなんだろう

「堀江社長も協力、自民が党広報戦略などで会社設立の構想」という記事を読んだ。ちょっと意外だったのが、すでに自民なんて電通とか博報堂とか優秀な広告代理店を使ってそういうことをやってると思ったから、なんでホリエモンなんだろうと。 政策以外のこと…

Mr.& Mrs.スミス

予告編をみておもしろそうと思っていたのが機内でかかっていた(日本では冬公開予定)。 おもってたよりおもしろかった。もちろんストーリーなんかは最初のあらすじみたときから予想できるとおりにすすむのだが、うまく作ってあってバットマン・ビギンズの後…

バットマン・ビギンズ

前半、恐怖(個人的なものから恐怖による支配まで)を軸に重たい話が進んでいき、期待したのだが…。 映画のトーンとしては破綻してないけど、どうも後半は違う映画のように思えて残念だった。興行成績のしばりのせいだろうか。 ケイティ・ホームズはひさびさ…

到着

関空で前の記事を書いた後、さらに嫌な出来事にみまわれた。 ・高校生ドラフトの速報をみてて、「辻内はオリックスが交渉権獲得」と出てよかったと思った(巨人が社会人も高校生も思いどおりにとるのは…)のに、リロードしたら「辻内は巨人が交渉権獲得」と…

関空にて

今日からアメリカ出張だ。5月のときと同じでサンノゼに行く。 この前は関空の出発ゲートで無線LANが使えず、おいてあったPCは韓国語表示になっててどうやっても日本語表示に戻せずにあきらめた。今回はあっさりとつながった。 確かにこの会社用のノートPCの…

男はつらいよ 私の寅さん

先週の浅丘ルリ子初登場の11作目を見逃したので、寅さんテンションも下がってきた。 12作目。ほとんど流してしまったくらいにただいつものパターンをなぞっただけの展開だった。

ポール・オースター「トゥルー・ストーリーズ」

ポール・オースターのエッセイ集。 自伝エッセイの「その日暮らし」はなかなかおもしろかった。 これだけ食べることに苦労した経験のためか、その後のエッセイ(「ゴサム・ハンドブック」「段ボール箱考」)で貧しい人々に向けるやさしいまなざしには説得力…