幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

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とりあえず第一話を見た時点での感想を。

以下、ネタバレあり。

 

思ったより原作からいろいろと変えたのだなぁ、という印象。

原作ではハリ・セルダン心理歴史学の凄さは序盤からも現れていたと思うのだが、本作では結構偶然にも助けられているような形になっているのがやや不満。

当然順序としては逆で、スター・ウォーズアシモフの原作から多くの影響を受けているのだが、それでもそのままスター・ウォーズ的なビジュアルになっているのも残念(もう少し違う世界観がみたかった)。

あとは、ハイパースペース・ジャンプ時の描写とかビジュアル的に面白そうというだけで、とりあえず入れている感じで冗長に感じた(伏線になるのだろうか?)。

とりあえず、原作も読み返しながらこの先も楽しみたい。

野球狂の詩

野球狂の詩は子供の頃大好きなアニメだった。なのでやはり野球狂の詩といえば水原勇気編、ということになる。その後原作も読んだし、アニメの再放送も何度かみたはず。

実写版は斉藤由貴のテレビ版(1985年)もみたと思うが、詳細は記憶にない(最初しかみてないのかも)。

で、本作は1977年の映画で、怖いものみたさで何の期待もなくみたのだが…。

まずキャストは思っていたよりも原作の雰囲気は出ていたと思う。水原勇気もそうだし、岩田鉄五郎や五利監督も(鉄五郎のメークの作り物っぽさは仕方ない)よかった。水島新司の描くおっさんは再現しやすいのかも。一方で国立みたいな美男子キャラは単なる地味な人になってしまってた。

ストーリーは原作からかなり端折っているが、原作が頭に入っていて補完しながらみれたせいか、これも意外に楽しめた。ただ、原作知らない人が見たら、本当になんじゃこれ?というレベルだとは思う。

一番の見どころは南海ホークス協力で実現している野村克也(本人)との対戦シーン。ちゃんとセリフもあって今みると感慨深い(今のプロ野球選手の体格の基準で見ると、野村克也プロ野球選手っぽくないけど)。

また原作を読みたくなった。

暗くなるまで待って

タイトルは知っていたけど、想像していたものと全く違ってた。原題も"Wait Until Dark"なので、邦題が変なわけでもないけど、語尾の感じが違う感じもする。

盲目のスージーオードリー・ヘプバーン)が知恵を駆使して、殺しも厭わない冷徹な犯罪者と対決するところが見どころのサスペンス。意外性という点では面白かったが、もう少し捻り(実はサムが…とか)、あるいは真実が徐々に明らかになるような仕掛けがあったらもっとよかったかも。

「リモートワークの達人」

仕事で、会社としてリモートワークとどう向き合うかみたいな検討をしてたこともあって読んでみた。

内容はすでに語り尽くされていることばかりなのだが、この本が2013年に書かれた、というところがやはり驚きだった。

個人的にはリモートワークの方が断然良いと思うので、どれもこれも納得できるものばかりだが、懐疑派を説得するためのネタはあまりない。実際にやってもらって慣れてもらう、に尽きるのだろう。

テッド・チャン「あなたの人生の物語」

映画をみて、原作を読まないと、ということで。

表題作で、映画の原作でもある「あなたの人生の物語」は映画と違ってテーマが人類と全く異なる言語にあって、それを学ぶルイーズの中で過去から未来に流れるという時間の概念が変化する、というものだった。

これは原作から読みたかった。回想シーンのようでありながら未来形で語られる娘とのエピソードが実際に未来の出来事であることが徐々に明らかになってくる部分は、先に映画をみていたので楽しめなかった…。

映画では彼らとの接触がきっかけみたいに描かれていたが、言語が人の意識に与える影響という考え方が面白かったのに。

これと関連して、超能力を科学的に描いた「理解」もかなりよかった。意識と知能や、肉体。それらが互いにどのような関係になっているのか、という考察として楽しめたし、「顔の美醜について」もやはり人の意識や感覚とは?という思考実験的な話でまさに色々と考えさせられた。

ギケイキ2: 奈落への飛翔

解説にも書いてあったが、いよいよ平家との戦いが描かれると思っていたら、頼朝に追討されるところまで一気にすっ飛ばされる。

これは原作である義経記自体がそうだから、とのことで、原作とも読み比べてみたい。

相変わらず弁慶がおもしろすぎるし、いろいろとめちゃくちゃで笑ってしまう。次で完結だろうか?

荒野の決闘

OK牧場(正確には牧場ではないというのは今回知った)の決闘を題材にした古典。

ワイアット・アープがヘンリー・フォンダとは途中まで気づかず。Wikipediaにある史実とはだいぶ違うのだな…と思いつつ、決闘と言いながらどこか全体的に牧歌的な空気が漂うところが印象に残った。