幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

「Xの悲劇」

シャーロック・ホームズは子供の頃からかなり読んだけど、それ以外の推理小説はそれほど読んでない。

本作もすごく有名だけど今まで読んだことも、内容も全く知らず。

シャーロック・ホームズと似た雰囲気で、昔の推理小説という感じだけど、やはり犯人は?と気になって次々とページをめくってしまう。

 

1冊読んどけば十分か、と思ったけど、4部作全部読まないといけないのか…?

「誰も語りたがらない 鉄道の裏面史」

信楽鉄道の事故原因は、大括りでまとめられたものは記憶にあったが、こういうことだったのか、と驚いた。

緊急時の安全装置をわざと作動させて、足元の不具合を回避するという、「仕組みの不具合を運用でなんとかする」ということをやっていたとは…。

こういう人命に関わるものではないけど、これは実際によく目にすることで、思わず考えさせられる。

 

他にも、国鉄をめぐる事件はあまり知らないものが多く(特に乗客の暴動はすごい…)、興味深く読んだ。

「三体」

これだけ話題になっているSFとなると、さすがに読まずにいられず。
確かに、ものすごく読ませる本で、何もかも忘れて読み続けたい状態になったほど。次が待ち遠しい!(3部作の第2部の日本語版が6月発売らしい)

以下、ネタバレあり。

 

真っ先に思い出したのは「リング」三部作。ホラーと思わせつつ、SFへと展開した感じだったが、こちらも(ただ最初からSFだと思って読んでいるが)その雰囲気があった。途中まであれと同じネタじゃ…?と少し不安になったが、それを上回る展開でおもしろかったし、この先も楽しみ。

荒唐無稽とも言える展開を、緻密に描き切る筆力はスティーブン・キングのようでもあって、とにかく読ませる。

中国の登場人物名に最初戸惑うけど、最後まで読み方わからずイメージで認識した登場人物も多かったが、読むのに問題はなかった。

「現場力を鍛える」

「現場」という昔からあるものについて、その基本がまとめられている本。目新しいことが書いてあるわけではないし、聞いたことがある(それこそ新入社員研修とかで)ことばかりではある。

が、わかっていてもなかなかできないことが、まさに本書のテーマであり、繰り返し思い返しながらやっていくしかないのだと思う。

頭が整理できてよかった。

野村克也「プロ野球怪物伝」

年齢的に厳しいと思いながらも、もう一度ユニフォームを着て欲しかった野村克也氏が亡くなってしまった。本当に残念だ。

野村克也への想いは「巨人軍論」「野村ノート」の書評に書いたので、改めては書かないが…。

数多くの「怪物」たちの中でかなりのページを費やして大谷翔平について書かれているのは意外だった。やはり今(出版は昨年)一番注目されている「怪物」は大谷翔平ということか。

松井秀喜への温かい眼差しを向ける、以下の部分ではうるっと来てしまう。

外野手出身に名監督なし」は私の持論だが、彼なら心配ないだろう。望むなら私がヘッドコーチになる。3年、いや2年で日本一の監督にしてみせる自信はあるが、どうだろう

 COVID-19の影響でプロ野球開幕も見通せない中、NHKが「あの試合をもう1度」という番組で、過去の名勝負を放送している。先日は2006年パリーグクライマックスシリーズでの松坂大輔斉藤和巳の息詰まる投手戦を、中継録画のような形で放送していたが、本当に素晴らしい試合で結果もわかっているのにひきこまれて観てしまった。

現状仕方ないとはいえ、早く野球が観たい。

「ウイルスは生きている」

連日COVID-19に関するニュースを目にしながら、そもそもウイルスと細菌って違うものだったっけ?(高校は物理と化学だったので…)などと初歩的なところからわかっていないことに気がついた。

本書のおかげでとりあえず、ウイルスがどんなものかはわかった。

それ以上に、ものすごく興味をかき立てられる内容で、どうやったらこんな仕組み(遺伝子の水平伝播やウイルスの役割など)が自然に作られるのだろう?とさらにいろいろな疑問が出てきた。

他にもウイルスに関する本を読みたいけど、本がまだまだ溜まっている…。

男はつらいよ ぼくの伯父さん

途中から断念してしまった寅さんシリーズ。今さらだけど、最新作が気になって、満男編をみておかないと、ということで。

甥の満男(吉岡秀隆)が主人公で、青く空回りしがちな満男を寅さんが見守るという構図がよかった。

満男が思いを寄せる泉(後藤久美子)を預かる伯父(尾藤イサオとは…)が満男の行動を批判したことに、反論する姿、その後泉の学校に立ち寄るシーンとか、かっこよかった。

戸川純も寅さんシリーズに出てたのか。