シーズン1のラストがとにかく面白かったので、シーズン2も楽しみだったし、シーズン・フィナーレ直前まではとても良かった。
…ただ、シーズン・フィナーレでこけてしまって残念。
以下、ネタバレあり。
マギーへのインタビューで彼女の本でのアレックスへの攻撃は不当だと、窮地のアレックスを救うブラッドリー、そこから一転、ミッチの葬儀に参加して弔辞を述べるアレックスの動画が拡散されていることに動揺して転倒、入院、コロナ感染と、フィナーレに向けて盛り上がる展開だったのだ。
これ以外にも、ブラッドリーとローラ（ERのキャロル役の人だった！）の関係や、ミッチのセクハラの犠牲となって自殺したハナに関するゴシップ記事をもみ消すという正義のためにブラッドリーを、彼女を好きなのに売ってしまうコリー、ミッチの事故死のニュースを巡ってのテレビ局内での緊迫の状況など、これぞ群像劇という見応えのあるエピソードが続いていたのに…。
シーズン・フィナーレだけ、あまりに多くのことを詰め込もうとしすぎたのか、展開がバラバラでどこか現実のストーリーじゃなくて、全部アレックスの悪夢の中か？と思えるような不自然なものに感じられた。
ちょうど1年前の現実（コロナが急速に広まり始めた頃）を追っているが、制作時間を考えると構想段階ではリアルタイムに近い時間で追っていて、難しいものもあるのでは？と思える。
とはいえ、次のシーズンはやはり楽しみで、待ち遠しい。
