こちらもシーズン1が終わったが、みていてフラストレーションが溜まった。
以下、ネタバレあり。
まず原作と比べ出すともうキリがないが、とにかく不満なのが心理歴史学とハリ・セルダンの扱い。占いか予言のようなものになってしまっている。
原作では帝国の崩壊は防ぐことはできず、その後起こり得る混乱の中から最良のコースをとるようにハリ・セルダンはファウンデーションを作ってその人々に未来を委ねるのだが、本作では自ら(!)反乱勢力を組織するのに関与している。
原作を忘れて楽しもうと思っても、登場人物に全く魅力がなく(キャストが気に入らない)、ガールはただただ混乱しまくるだけでもういい加減にしてくれ、と思ってしまうほど。大体いろいろ便利に使われるナノマシンとか、それでハリ・セルダンが蘇るとか、そんなテクノロジーがあるのだったら、悩むこともなく何でもできそうなものだが…。
映像は綺麗だし(さまざまな星の風景や文化を創造して喜んでいる制作側の姿が見えてしまって興醒めなことも多い)、お金もかかっていそうだけど、もう少し丁寧に作ってほしい。あと魅力的なキャストを!