幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

月に囚われた男

「2001年宇宙の旅」とそれに影響を受けたDavid Bowieの"Space Oddity"(とその後の作品)、どちらも今でも大好きな作品だ。 本作はDavid Bowieの息子Duncan Jonesによるもので、「2001年宇宙の旅」へのオマージュが隠すことなく表現されていた。冒頭のランニ…

カプリコン・1

アポロ計画捏造説を舞台を火星に変えて映像化した、という感じの映画。 あのO・J・シンプソンも出てるし、Friendsのロスの父役のElliott Gouldがスクープを追う記者役で主演している。(Elliott GouldはBarbra Streisandと結婚してたとは知らなかった!) 時…

アメリカン・ヒストリーX

映画好きの人と、これは見るべき映画を互いにあげていってたのだが、だいたいかぶってた中で知らなかった映画がこれだった。 エドワード・ノートンの気合みたいなものを感じたし(この映画に出演するために「プライベート・ライアン」を断った)、こういう映…

ブラック・スワン

白鳥の湖というとドカベンの殿馬の顔しか浮かんでこない世代だけど(笑)、これはかなりおもしろかった。 主人公のニナを演じるナタリー・ポートマンの体当たり感もすごかった。 バレエの主役に抜擢されたニナがはまりこんでいく苦悩の泥沼と、彼女の周りに…

アーティスト

ストーリーはありきたりと言えるけど、それも含めた映像・音楽でサイレント映画とその時代へのリスペクトを表現した(と感じる)映画。 IMDbのtriviaを読んでみるとその時代になるべく忠実に22FPSで撮影したりズームを使わなかったり、というこだわりが読め…

リミットレス

謎の薬NZT48(日本人ならツッコむところだろう)を飲んで脳の力をフルに使う「超人」になった男の話。 当然、オーソドックスに超人になった天国から地獄へと落ちるところでドキドキさせられる展開となる。 以下、ネタバレ。 この落ちる部分は、ズルして掴み…

アイデンティティー

冒頭の展開というか映画としてのタッチが、わざとなのかもしれないけど、やたら混乱を招くようなもので、「?」となる。 だが、急転し続けるストーリーに引き込まれていく。 結論としては、みて損はない映画だと思う。 以下、ネタバレあり。 多重人格が実際…

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト

学生時代から周りはみんなストーンズ好きで、バンドでも何曲かやったしで、好きな曲もけっこうある。 けれど、なぜか疎遠だったストーンズ。 ビートルズと比べるのも無意味だけど、ビートルズのサイケ路線の尖りっぷりに比べて音楽的には極めて普通な印象を…