幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

恋のロンドン狂騒曲

人間の心の弱さとか醜いところとかを淡々とコミカルに描ける、ウディ・アレンはすごいと思う。 以下、ネタバレあり。 ただ本作はその後の破滅を仄めかせながら、その前で止めているあたり、そこまで見たかったという気持ちもある。

SPACE BATTLESHIP ヤマト

ひどいひどい、ときいてたが、その想像を遥かに上回る酷さだった。 というか、それを書きたくてみたのかもしれない…。 CGは意外に頑張っているところもあったとは思った。どうみてもGALACTICAだったけど(暗いコクピット内でヘルメット内に照明がついてたり…

ノンデザイナーズ・デザインブック

自信満々でプレゼンやカタログを「デザイン」して持って来られたときに、「このデザインはない!」とその場でゴミ箱に捨てるわけにもいかない小心者(素人同士だし)なので、せめて理屈で否定できればと読んでみた。 ノンデザイナーにもわかりやすい説明で、…

ローラーガールズ・ダイアリー

問題を抱える主人公が、熱中できる何かと出会い、それを通じて成長するパターンの映画。 この映画では問題=母親の言いなり、熱中できる何か=ローラーゲーム(Roller Derby)。 監督がドリュー・バリモア、主演がエレン・ペイジということで期待したのだが…

「老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道」

著者もこの店も知らなかったが、Kindle日替わりセールで安くなってたので読んでみた。 コンサルというのはご神託を下すものではなく現場を巻き込んでいく必要があるが、そのために毎回苦労している部分がよかった。 恐る恐るのトップに腹をくくらせたり、懐…

中学生円山

アホ、アホ、アホすぎ(笑)と思わず笑ってしまう場面は多かったが、映画としてみるととっ散らかりすぎとは思った。 同じクドカン監督作品の「真夜中の弥次さん喜多さん」もそうだったが、あっちの方がリアルへの渇望的なものがわかった気がした。 以下、よ…

(500)日のサマー

(500)日の間のトムとサマーの出来事を、日を進めたり戻したりしながら、映画として進行していく作りはよかった。 そのときのタイトルがグリーティングカードっぽくなっているのも、トムの仕事(サマーと出会った職場)に合わせていてうまい。 使われる曲や、…

ハングオーバー!!

前作はあまりおもしろくなかったと書いたが、続編もみてみた。 完全に前作フォーマットに則る潔さは、ガキ使の絶対に笑ってはいけないシリーズを思わせるもので、そういうものとしてみるとすごくおもしろかった。 以下、ネタバレあり。 前作でも好きだった、…

ハングオーバー!

けっこう期待してみたせいか、物足りなかった。 アメリカのシットコムのテンプレート的に使われてるネタが多かったという印象。 以下、ネタバレあり。 ただ爆笑したかったという期待を除けば、ラストはうまく収まってよかったと思う。歯科医のステュと結婚し…

ジャッキー・コーガン

ラストの「アメリカは国家じゃないビジネスだ」というセリフが言いたいことだったのか。 そのためにタランティーノもどきな場面をダラダラ続けたのか。 普通におもしろくなかったので、どんな意図で作ったのかという興味も持てなかった…。