幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ウエストワールド  シーズン2

待ちに待ったシーズン2! 以下、ネタバレあり。 前シーズンで、どんでん返しの驚きを誘うためのミスリーディングな演出が散りばめられていたので、今回は騙されないぞ、とよくみたが、時間も空間も超越できる(ホストは歳をとらないし、莫大な財力を持つ企…

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

予定調和すぎて、スルッとみれてしまう。とにかく楽しそう、美味しそう、という感想以外なし。

高杉良「辞令」

Amazonで安くなっていたので読んでみたが、1988年の作品で今読むと色々と微妙すぎる。 業者から夫婦で10日間のヨーロッパ旅行の接待を受けたことを、女性同伴の旅行接待を受けたと噂を流され窮地に立たされる主人公。それを夫婦で行ったのだからいいだろう的…

グレッグ・イーガン「しあわせの理由」

短編集だが、SFを小道具に人間とは何かという部分に切り込む作品が多くて、楽しめた。 中でも表題の「しあわせの理由」は、人間の感情の不思議さを考えさせられながらも、主人公の身体の状況によって異なる感情の描写が印象的だった。初恋の成就から自身の境…

スケアクロウ

1973年の映画だが、やはりこの頃の映画の熱量はすごい。久しぶりに心にズッシリと来た映画だった。 まず主演二人、ジーン・ハックマンとアル・パチーノの演技がすごい。特にアル・パチーノは「ゴッド・ファーザー」と同時期だけど、前半は全然違う雰囲気でも…

天国から来たチャンピオン

この邦題は本当にない。これじゃボクシングの映画かと思ってしまうが、舞台の一つはNFL(アメフト)のスーパーボウルだ。 映画の方は、やや軽いコメディータッチのファンタジーだけど、安心して観れて楽しめた。 死に損なう?系のファンタジーはいろいろある…

高い城の男 シーズン3

おもしろかった!また一気にみてしまったので、シーズン4を1年間待たないといけない…。 以下、ネタバレあり。 気づいたら、シーズン1,2で記憶が上書きされてて、原作の記憶がかなりあやふやになってた。 久しぶりに読み返したが、以前読んだ時よりも良さが伝…

ラヂオの時間

出演者がみんな若い!けど内容は古さを感じさせなかった。 おもしろかった。

ナチュラル

野球ドラマものではあるけど、不思議な展開でサスペンスなのか?となり、ファンタジー色の強い演出にも何じゃこりゃ?となる。 それでも嫌いではない。ただロバート・レッドフォードが出るほどの作品なのか?とは思った。 ロバート・レッドフォードじゃなか…

Apple WatchでSKiP

社外研修で松山、Apple Watch使い始めてから初めての飛行機だったので、今まではICカードを使ってたところを、Apple Watchを試してみた。 ANAアプリをインストールして(iPhoneだけに入れるのでもよかったはず)、予約確認からWalletにパスを追加すると、Wal…

50回目のファースト・キス

ドリュー・バリモアが出ているので、そんなわけはないと思いつつも、すごく80年代の映画っぽい。その雰囲気なしにもう少しまともに作ったらもっとよい作品になったのでは?という作品。 アメリカ人にもどの程度ウケるのかよくわからないギャグとか、なんでも…

ウエストワールド

評判良さそうだったので観よう観ようと思いつつ、後回しになってたのがやっとシーズン1を見終えた(見始めると止まらなくなった)。 すごく面白かった。 以下、ネタバレあり。 シーズン最終回のエピソード10がとにかく素晴らしかった。エピソード1から、迷路…

ダン・アリエリー「予想どおりに不合理」

そもそも、この本を読もうとして「ファスト&スロー」の方が本格的でよさそう、となってそちらを読んで上巻でギブアップしたのだった(最近下巻も購入して再挑戦予定だけど)。 確かにこちらの方が「ファスト&スロー」のように似た話が延々続くこともなく、…

ジャック・ライアン

Amazon Primeで何となく見始めたら、意外におもしろかった。 舞台設定はHomelandっぽいけど、こちらの方がアクション要素が多い感じ。 ずーっと中東のテロ組織との戦いになると、Homelandと同じようにダレてしまうかな、と思ってたらシーズンで完結したっぽ…

ビジョナリー・カンパニー

「ビジョナリー・カンパニー2」は読んだから、こっちは読まなくていいと思ってた。 だが、これはこれで、古典と崇められるのも頷ける内容で、仕組みを作ること(「時を告げるのではなく、時計を作る」)の大切さと、それに必要なことが書かれてて、全て納得…

2010年

人生ベスト5には入っている「2001年宇宙の旅」。その続編である本作は、高校時代に同じく2001年ファンの友人と映画館に観に行った。そして、ややガッカリしたことは覚えている。 小説はよかったし、その続編も書かれたのに映画は続編も作られていないのは、…

ラ・ラ・ランド

セッションがすごくよかったので、賛否両論あった本作も楽しみにしていた。 以下、ネタバレあり。 ミュージカルなのに、ファンタジーっぽいのに、なぜあのラスト?というのがネガティブな反応だったのだろうか? これは本当に人それぞれの好き嫌いだと思う。…

NASのHDD交換

タイトルで交換と書いたけど、前もってやったのではなく、壊れてしまってからやむなく交換という残念な事態だった。 確かに1週間前くらいから時々、マウントが解除されたりして少し変な動きはしていたのだが、とうとうアクセスできなくなってしまった。NASを…

隠し剣 鬼の爪

ずっと、「秘太刀 馬の骨」の映画化だと思ってたら、短編の映画化だった。それも何作か混ぜてるとのこと(確かに混ざってた)。 松たか子の佇まいが、あまりに設定からかけ離れてるのでは?というのはおいておくとして、まずまず原作の雰囲気は出ていたと思…

きっと、うまくいく

笑いあり、涙ありで、3時間弱を長いと感じずに観れた。 現在と過去を行き来しながら、ストーリーが進んでいくのはありがちな構成だけど、インドならでは?のスパイシーなエピソードの数々が面白い。 インドのテレビにも占いコーナーがあるのか?それもやはり…

ザ・マペッツ

知っている人は知っているかと思うけど、僕はカーミットが大好きで、昔はいくつかグッズも持っていた。いい歳になってからのことだけど(笑)、まだどこかにぬいぐるみはあるはずだし、腕時計は娘が最初に持った腕時計のはず。マペットの映画もいくつかはみ…

クレイトン・クリステンセン「イノベーション・オブ・ライフ」

クリステンセンと言えばやはり、「イノベーションのジレンマ」だろう。 思えば…と書きはじめて、念のため確認すると、あれ?この本が前職からの転職の背中を押したと思い込んでたけど、読んだのは転職した後だった。 ちょうど、それなりに今後のキャリアにつ…

「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」

人類の意識レベルが発展するにつれて、社会を支える組織制度も進化していく、現在は「達成型(オレンジ)」パラダイム」(ただその前の段階の「順応型(アンバー)」の日本企業も多い気はするけど)であるが、さらに「多元型(グリーン)」「進化型(ティー…

アメリカン・スナイパー

自分の中ではいわゆる評価不能に分類される映画ではある。 それでも、単純に誰かの、どちらかの立場で何が正しくて何が間違っているかを断じる作品ではないところがよかった。 また、これまで大袈裟に演技する役が多くて本当の演技力はどうなのか?と思って…

ファイナル・デッドコースター

前作のレビューには1つ観れば十分なんて書いたが、禁断症状(笑)が出て続編も観てしまった。 予想以上に様式美的に同じパターンを踏んでいくのは、制作側もよくわかっているな、というところ。 で、やはりピタゴラスイッチ的な仕掛けでみんな死んでいく。 …

ゴースト・イン・ザ・シェル

ちょっと密度が薄すぎたか。 桃井かおりの役と演技だけが他の場面と違って印象的だった。 原作はアニメーションの映画をみた程度なので、原作との関係性は判断できず。

Amazon Echo Dotとスマートホーム(RS-WFIREX3)

昨年末にようやくAmazon Echo Dotの招待メールが来て、Echo Dotを入手した(今は一般販売されてる)。 当初は天気や電車運行情報や、スケジュールなどを使っていたが、飽きてきて(それとやはり音声認識はまだまだ)、あまり使われなくなっていた。 以前から…

マンチェスター・バイ・ザ・シー

途中までイギリスのマンチェスターのことだと思って、イギリスにもアメリカと同じ名前の都市が結構あるんだな…などと思ってた(笑) 細かいところまでは忘れてしまったが、壊れてしまった男(ヴィンセント・ギャロ)をひたすら描いたブラウン・バニーを思い…

キック・アス ジャスティス・フォーエバー

ブラックユーモア的な乗りでエグい描写もギャグにしながらも、主人公の葛藤や成長も織り混ぜて、なんとか自分にとっては、バランスを保っていたのが前作。 本作は、それぞれの要素がより深くなったことで、そのバランスが崩れてしまった気がした。 ミンディ…

「プロフェッショナルマネジャー」

ファーストリテイリングの柳井会長の「経営者になるためのノート」(タイトルが恥ずかしかったのでブログに書いてなかった(^^;)は理論よりは、いかに実行してやり切るのか、という部分にフォーカスした本だった。まさに自分が悩んでいたところに対するヒン…