人生ベスト5には入っている「2001年宇宙の旅」。その続編である本作は、高校時代に同じく2001年ファンの友人と映画館に観に行った。そして、ややガッカリしたことは覚えている。
小説はよかったし、その続編も書かれたのに映画は続編も作られていないのは、やはりこの映画は残念だったのだろうと結論づけていた。
今回、本当に数十年ぶりに観たのだが、思ったよりはよかった。
今でもやっぱり微妙と思うのは短パン姿のロイ・シャイダーが出てくるところで、80年代の軽薄な?香りが漂ってしまうところ。当時、あれほど静寂で硬質な「2001年」とのギャップが許せなかった。(2001年よりも現代に近い感じだったのも違和感があった)
が、そこだけ我慢すると、HALとの別れの部分や、人類に隣人ができた喜びなど、見所はそれなりにあると感じた。
もう一度、シリーズ一気読みしたいが、本が見つからない…。