2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧
突然余命2ヶ月と宣言された主人公のアンは人生の意味を問うたり悲観したりすることもなく、残される人たちのためと自分のために「死ぬ準備」をすすめていく。 泣かせようとする映画じゃない。逆にアンが残した言葉がまだまだこれから生きていかないといけな…
「オールドルーキー」をみた。35歳でメジャーデビューを果たした実在の投手を描いた映画。 今の自分に重ねてみてしまうところも随所にあってそれなりには感動したけど、すべてがみる前に予想したとおりで終わっていてそれ以上のものがなかったのが残念。 そ…
終わりは「ランゴリアーズ」に近かった。ワンパターンといえばそうだけど、荒削りで小さなところが気にならないところがスティーブン・キングらしくて楽しくて大好きだ。 アメリカABCのホームページをみると最終回は"Season Finale"となっていたので、やっぱ…
脱線が多くて全五巻を読むのはしんどかったけど、最後は泣いてしまった。 夜一人で読んでいたら号泣してたかも。 すごい量の物語が幾重にも塗り重ねられているからこそ、最後にそれらが一つに収束して大きな感動をうみだしている。 100年たって確かに社会の…
オリジナル(?)の松田優作主演のをみた。これはかなりひどかった。 古いからとかいう以前の問題で、なんか一時期はやった横溝正史原作の映画とおんなじような安っぽさが漂っていた。 松田優作の棟居も内に秘めた苦悩がまったくみえないし、他の人物もどれ…
コーエン兄弟作品ということ以外は予備知識なくみたこともあって、前半どういう方向へ話がすすむのかがまったく予想がつかなかった。 この青臭くて自分の世界に閉じこもり気味な作家の主人公を徹底して笑いものにするだけの話かな、と思ったあたりで急展開が…
ジャケットからもっとファンクな雰囲気を予想していただけに、ちょっと拍子抜け。 これはこれで悪くはないけれど。
とにかく楽しかった! 理屈も何もなしに、ただそれだけで十分だった。
いつも同じように聴こえて意外にアルバムごとに違う色合いで統一されているのが羅針盤のアルバム。だけどこの「いるみ」はどういう色なのかがよくわからなかった。 今までのいろんなアルバムの寄せ集めのようにも聴こえる。もちろん好きなことに変わりはない…
ほんとにしょうもない映画だった…。 インパクト一発勝負映画にすらなりきれていなくて、展開が何度も行き詰まってその度に何の脈絡もなく何かが起こって次に話がすすむ、というワンパターンの連続というのはあまりにひどい。 映画館でやっているときに一瞬み…
出だしから、前作と違う音が鳴ってどうなるのか?とわくわくしたけど、基本は前作と同じ感じ。 強いていうなら、前作がブルースっぽくて今度のはハードロックっぽいってところか。ドラムなんかがすごく派手になった気がしたから。当然かっこよかった。 向井…
アテネオリンピックでテレビをみるのに忙しかったのがようやく一息つけるかと思っていたら、思わずはまってしまった。 スティーヴン・キングが作るTV映画(これはドラマ)は、これまでも「シャイニング」(キューブリックのではない)「ザ・スタンド」とめ…
クリント・イーストウッドがブルースピアニストたちに、彼らの今と昔の演奏を交えながらインタビューしていくドキュメンタリー映画。 使っている楽器や音楽のジャンルなんて関係なく音楽に向き合う楽しみの原点を再認識できた。ピアノもやっぱりかっこいい…。…
レコ評に「フィッシュマンズの"Long Season"への返答」というようなことが書いてあったので思わず買った。 "Long Season"がこれ以上ないほど不健全な心地よさに酔う感じなら、こちらは爽やかな風を浴びているような感じがした。形は似ていても中身は対照的で…
さかなのカバー集ときいて、難しいだろうなと思った。 あまりにオリジナルの印象が強くて中途半端には扱えなさそうだからだ。実際、オリジナルの雰囲気を残そうとしてか結果的にカバーというよりコピーに近くなってしまっているものもあった。 そんな中で気…
いつもよりポップだった。 ちょっとポップすぎて「はなわ」みたいに聴こえてしまった曲もあったけど、いつものようにニヤリとして「ええよな、こいつら」と思わずつぶやいてしまう。それ以上どうこう言えるものじゃない。 いろいろ事情はあるのだろうけど、C…