幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

パリの恋人

オードリー・ヘプバーンがとにかく可愛い。フレッド・アステアはやはり相手役として歳が気になる…。 ストーリーはわかりやすくて、全体的に昔の少女漫画っぽい。 怪しいカフェがヒッピーのはしりみたいな感じで興味深かった。

「ミャンマーの柳生一族」

ミャンマーを日本の江戸時代の政治状況に喩えている部分は、やや滑り気味だと思うが、それでもミャンマーについては色々と学ぶことができるし、ミャンマーの人々の魅力が伝わってくる。 例え鎖国していても、国内に多種多様な文化があるから、逆に外国人に対…

「外資系コンサルの知的生産術」

タイトルから敬遠していたけど、prime readingにあったので読んでみた。 前半は良いこと(若手向けとのことだけど、この歳で読んでも改めて確認できることが多い)が書いてあった。 ただ、全体的に引用や事例紹介が雑すぎる。どれか忘れたけど明らかに間違い…

暁の用心棒

タイトルからして、もちろん期待としてはB級マカロニウエスタンで、まさにそういう映画だったのでそこそこ満足できた。 マカロニウエスタンは音楽こそが重要だと思うが、本作品の音楽は悪くないけど微妙にツボを外してる気がするのと、ほぼ2曲しかないものが…

12人の怒れる男

かなり昔に観て、ストーリーもそうだし、この構成(登場人物、場面)にもすごく感動した作品。 またテレビで放送されるだろう、と思っているうちに二度と観る機会もなく(モノクロ作品はもうテレビではやらないのか)、忘れかけていたところBlu-ray版が出て…

終電車

カトリーヌ・ドヌーヴ目当てで観たが、ドヌーヴ以外あまり心に刺さるものがなかった。 ラストからも、結局描きたかったものはドヌーヴ演じるマリオンなのだと思うのだが、あまりそこが深く掘り下げられたと感じられなかったのが不満だった。

Apple TV+ 「ザ・モーニングショー」

購入したiPad miniについてきたApple TV+の1年間無料視聴。 あまり興味もなく、今一つどんなサービスなのかもよくわからなかったが、とりあえずローンチタイトルであのFriendsのジェニファー・アニストンが出てる「ザ・モーニングショー」を観てみた。 ロー…

「なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則」

結局のところ、同じことをやってもうまくいく、いかない場合があるのだし、もっと詳細に踏み込んで説明しないとあまり参考にならない。 取材元の許可など限界はあるのだろうけど、これはちょっと残念。 その点、何人か取材に応じた元社長の言葉は、貴重だっ…

平野啓一郎「ある男」

「ある男」の数奇な運命を軸にしたストーリーに引き込まれ、その過程で今の日本の問題が描き出されていく。 ただ、そんな浅い話にとどまらず、著者のライフワーク的な人間のアイデンティティとは何か?という根本的な問いに対して、その人の過去という切り口…