幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹「職業としての小説家」

小説家志望というわけでもなく、村上春樹が好きというほどでもないけど、何が書いてあるのか、とにかく読んでみたかったので。 小説を書き続けることの難しさと求められる資質の話、長編小説を書くときのプロセスや、孤独な作業とフィジカルの重要性など、な…

スター・トレック:ピカード シーズン1

www.imdb.com スター・トレックTNGは、本当に大好きなTVシリーズで、最終回がシリーズ全体のエピソードでも上位にくるという、理想的な終わり方もよかった。 それだけにその後に続く映画が徐々につまらなくなっていったのは残念だったので、本シリーズも心配…

「ユニクロ帝国の光と影」

買ったまま放置してたが、「成功はゴミ箱の中に」に柳井正のあとがきなどがあったので、その流れでやっと読んだ。 文庫版の最後に加えられた新章(この本と文藝春秋をユニクロが訴えた裁判について加筆)を読むまでは「けなしつつ、実は褒めてる、うまい作り…

ファウンダー

「成功はゴミ箱の中に」からの繋がりで。マイケル・キートンがレイ・クロックを演じてる。 先に映画の批評を見ると、みんなレイ・クロックのことをボロカスに書いている。確かに、前述のレイ・クロックの本でも、カネで解決、とにかくたくさん払った!彼らも…

殺しが静かにやって来る

展開もモタモタして、やたら雪景色ばかりで、退屈な映画やなぁ、題材や、キャストは良いのに(この女優の目のデカさに吸い込まれそう)…と思ってアクビしながら観てたのだが。 以下、ネタバレあり。 右手を負傷しながらも人質を救うために罠と知りつつ、敵に…

レイ・クロック「成功はゴミ箱の中に」

「戦略読書日記」で紹介されていたので。 マクドナルド(現在の世界的なハンバーガーチェーンとしての)創業者レイ・クロックの成功は、大局的な理論というよりは、本人が持つ直感や情熱、人を見出す力といったものに負うところが大きかったと読める。 なの…

奴らを高く吊るせ!

マカロニ・ウエスタンへの対抗心があったのか、いろいろと良い題材が散りばめられながら、深掘りされず、ただとっ散らかっただけになったのが惜しい。

ブラック・クランズマン

どれだけ細かく焦点を合わせて見るのかが、迷う作品。以下、ネタバレあり。 少しボヤッとした視点で見ると、おもしろかった。何よりロンやフリップとその周囲の雰囲気や、上司、署長など信頼できる人がいることが救いになっている。 ただ、やはりそれではす…

ハード・ウェイ

ストーリーは何ということはないのだけど、この頃のマイケル・J・フォックスはやっぱりおもしろい。 バック・トゥ・ザ・フューチャーを思わせる音楽とか、セリフとかも気づくと楽しい。 子役としてクリスティーナ・リッチが出てた。

マーク・ハーツガード「ビートルズ」

今でも、レアトラックをつけたビートルズのオリジナルアルバムのSuper Deluxe版などが定期的に出て(これはApple Musicで聴けるのが嬉しい)、その度にレコード・コレクターズなんかが特集をしていて、やはりその度にそれを買って読んでしまっている。 なの…