今でも、レアトラックをつけたビートルズのオリジナルアルバムのSuper Deluxe版などが定期的に出て(これはApple Musicで聴けるのが嬉しい)、その度にレコード・コレクターズなんかが特集をしていて、やはりその度にそれを買って読んでしまっている。
なので、20年以上前に書かれた本書に目新しいことが書いてあるわけでもないのだけど、音楽面に焦点を当てた本書を読み進めながら、あらためて全アルバムを聴くのは楽しかった。
この著者もどちらかと言えばジョン・レノンを高く評価している(自分もそうだけど)。ただこの本ほど他のメンバーに意地悪な感じではないのもよかった。