例のニカ好き新入社員が貸してくれたもう1枚のDVDはWarpレコードのアーティストのPV集だった。
凝ったPVもあっておもしろかったのだが、そこでこのBroadcastに出会ってしまった!
"Papercuts"という曲で映像もサウンドも60年代サイケっぽくて、そこに醒めた女性ボーカルがかぶさるという、僕が大好きなパターンだった。
3枚のオリジナルアルバムをリリースしているようで、さっそく大人買いで全部買った…つもりが1枚レアトラック集が入っていて2枚目を買い損ねていることに気がついた。
"Papercuts"が入っているのはファーストアルバム"The Noise Made by People"でアルバム全体も60年代サイケな雰囲気だ。
これが3枚目"Tender Buttons"(写真はこのアルバム)になると驚くほどポップになっている。
ただポップといっても明るいわけではなく、My Bloody ValentineやCocteau Twins、曲によってはNicoとVelvet Undergroundを思わせるようなものもあって聴いてて楽しい。
レアトラック集"Future Crayon"ではこの変化を辿ることができる。
当然セカンドアルバムも買わないと。