2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧
恋愛の残酷な一面と、それを主人公が最終的には乗り越えていくところを控えめな表現で描けてると思う。 あれだけ素朴でおおらかだった主人公が、恋のために傷つきバカなことばかりやってしまうのはみていてつらかったけど、ラストにはほっとできる。
ハリウッドの超大作といわれるものも作風がだいぶ変わってきたような気がする。一時期の、制作費がいくらだとかCGがすごいだとかいうだけで、肝心の話が単純すぎて悲しくなってしまうような(インディペンデンスデイとかアルマゲドンとか…)ものでは客も満足…
ほんとに気持ちよかった!
catch35での「日本の幸福」以来ぱぱぼっくすがとても気になっていた。ちょうど2枚目のミニアルバムが発売されたので聴いてみたけど、ここまでいいとは思ってなかった。繰り返し聴いている。曲ももちろん好きだけど、やっぱり「さわだともこ」のボーカルも含…
主演が二宮和也、松浦亜弥。まずみないつもりだったけど、日本語の映画やし、他のことしながらビデオかけとこうと軽い気持ちでみた。だけど、これがなかなかよかった。 離婚した義理の父を殺してしまう主人公を二宮和也が思ったよりうまく演じていた。自転車…
高校生の頃みたらすごく好きになった映画だと思う。今となっては何か自分の純粋さを試されているような気がして、まっすぐな気持ちでみれなかった。いい話だとは思うのだけれど…。 出て来る俳優とかみてて、やっぱりティム・バートンの映画だなと懐かしく思…
こういった残虐なことが行われたこと、似たようなことが繰り返されていることに心が痛んで、映画として評価することはできなかった。 自衛隊派遣や憲法9条改正の議論をみていても、どうやったらこの世から戦争をなくすことができるのかということはまったく…
竹内力が、元上官の陰謀に気づき同僚を殺され、復讐をとげようとする「人斬り銀次」を演じているのだからファン(?)としてはみておかないといけない。 こちゃこちゃしたストーリーもあるにはあるけど、そんなものはどうでもよく、竹内力が鬼の形相で人を斬…
刑務所の看守ハンクと、彼が執行した死刑によって夫を失ったレティシア。それぞれ息子を失うなどさまざまな問題をかかえながら互いに惹かれていく、という話。 暗い前半、ビリー・ボブ・ソーントン演じるハンクの孤独が心に染みた。いくつかの事件を経てレテ…
WOWOWのdramaWシリーズ作品で、小津安二郎の「晩春」のリメイク。 現代の話にしてしまうにはかなり無理があったとは思う。でもあの独特のセリフとかとっぱらって全部変えてしまうとリメイクの意味もなくなるだろうし、仕方のないところと割り切ってみたので…
冷戦時代、ソ連原子力潜水艦K-19の艦内で冷却水が漏れる事故が起こる。原子炉の爆発により米ソ間の緊張が一気に高まる可能性もある中、前艦長と現艦長、二人の艦長が激しく対立する。実話を元にした映画。 最初、ハリソン・フォードが功名心にはやる無能…
質素ながら信仰に生きる姉妹のもとに革命でパリから逃れてきたシェフ、バベットが召使として仕えることになる。姉妹の亡父の生誕100周年の記念日にバベットが心を込めた料理をみなに作る晩餐会を開く、というアカデミー賞外国語映画賞をとったデンマーク…
もう一度みたいと思うほどおもしろかった(結局もう一度流しみした)。笑うところ、ほろりとくるところ、ほのぼのするところのバランスがよかったし、わかりやすいけどひねりもあってさめてしまうこともなかった。 留置場からでたキョヌがぼこぼこにされた後…
3歳の下の娘は、大きくなったら「たいこをたたくひと」になりたいらしい。和太鼓のパフォーマンスをみてそう思っているらしいけど、将来ロックに目覚めたら是非ドラマーになってほしい!と思う。 女ドラマーは珍しいこともあってかすごくかっこよくみえる。…
こういう、歴史的事件の真相暴露的なのはやっぱりおもしろい。話半分に読んでもなかなかに刺激的だ。 今の権力構造が戦後のかなり早い時期にできあがったもので、それゆえに今の世間の感覚からかけはなれたことが多いということが納得できる。
原作は忍者ハードボイルドといった感じで、ちょっと俗っぽすぎるところが気になったけど主人公重蔵はかっこよかった。 これがどう映像化されているのか楽しみだったのだけど…。 まずキャストが全然だめだった。中井貴一が重蔵なんてありえない。小萩の鶴田真…
ギャングの世界を背景に、3組の父と息子~ギャングの幹部マイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)とその息子、マイケルを息子のようにかわいがるギャングのボス、ジョン・ルーニー(ポール・ニューマン)とその実の息子コナー~の関係が互いに相対立しなが…