幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ファウンダー

「成功はゴミ箱の中に」からの繋がりで。マイケル・キートンがレイ・クロックを演じてる。

先に映画の批評を見ると、みんなレイ・クロックのことをボロカスに書いている。確かに、前述のレイ・クロックの本でも、カネで解決、とにかくたくさん払った!彼らもハッピーだろう、というエピソードはいくつか出てくる。

やはり相手は納得していたわけではないのか、あるいはその後のマクドナルドの大成功を見て、あんな金額で手を打つべきではなかった、騙された!という気分になったのか、それはわからない。

 

マクドナルド兄弟との決着では、マクドナルドの収益から永遠に1%を兄弟に支払うという要求を契約書には記載できないが、紳士協定で支払う、とレイ・クロックが約束したということが映画には出てくる(本にはない)。が、レイ・クロックはこれを守らなかったと…。

まさに言った言わないの話なのか、やはりその後兄弟の店(契約からビッグMと改名)の向かいにマクドナルドをオープンしてその店を潰したということまでやるレイ・クロックだから(これは本人がマクドナルド兄弟への恨みとともに書いている)、映画の通りなのか。いずれにしても相当にえげつないおっさんではあったのだろう。