幻覚ギター

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スター・トレック:ピカード シーズン1

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スター・トレックTNGは、本当に大好きなTVシリーズで、最終回がシリーズ全体のエピソードでも上位にくるという、理想的な終わり方もよかった。

それだけにその後に続く映画が徐々につまらなくなっていったのは残念だったので、本シリーズも心配だったのだが…。

以下、ネタバレあり。

 

うーん、シーズン最終話で全部ぶち壊した感じ。

相変わらずロミュランが悪役なのか…とか、またボーグと戦うの?とか思ったりしながらも、データの娘と言えるソージとピカードが、昔のデータとピカードのように人間とは、生きるとは?ということに真摯に向き合っていく展開にひき込まれた。

イカーやトロイにボーグキューブ、さらに日本語吹替のキャストはTVシリーズと同じで、TNGはテレビでみてたので吹替版で懐かしさに浸ってた。

 

が、問題の最終回。
たくさんの敵、そこに駆けつける味方たち、よくわからない穴からこちらに攻め込もうとしてくる正体不明の敵、都合よく穴が閉じて敵は来なくなる、どれもこれもどこかでみた映像、シチュエーション。アベンジャーズか?スターウォーズか?最近の流行りなのか?どうして、このシリーズでこんな場面を作る必要があったのか。

スーパーシンスなんて何かもよくわからん、というか、全く知的なイメージもなくただの怪獣やん。こんな興醒めなことはない。

データとの本当の別れで少し取り戻せたのも束の間、そんなんありか?というラスト。いろいろとぶち壊してくれた。

シーズン2はあるのか?あったら観るのだろうか…?