幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ビジョナリー・カンパニー

「ビジョナリー・カンパニー2」は読んだから、こっちは読まなくていいと思ってた。

だが、これはこれで、古典と崇められるのも頷ける内容で、仕組みを作ること(「時を告げるのではなく、時計を作る」)の大切さと、それに必要なことが書かれてて、全て納得できる内容だった。

一点、株主資本主義の勢いがましている昨今、会社のビジョンと株主の要求の折り合いをどうつけるのか、というところは気になったところ。理想的には会社のビジョンに賛同してくれる株主に安定株主になってもらう、そのためにも口を出されない経営成績を上げることが必要、ということになるのだろうけど…