幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

「プロフェッショナルマネジャー」

ファーストリテイリングの柳井会長の「経営者になるためのノート」(タイトルが恥ずかしかったのでブログに書いてなかった(^^;)は理論よりは、いかに実行してやり切るのか、という部分にフォーカスした本だった。まさに自分が悩んでいたところに対するヒントがたくさん書いてあった。

その柳井会長が「教科書」というのがこの本で、柳井会長の解説が最後についている。 本社スタッフと現場(事業部)がチームとなって、計画をやり遂げるための課題解決に取り組む「仕組み」について、実際の経験をもとに書かれてあり、とても参考になった。

ただ、この仕組みを支えるのはワーカホリックで献身的なトップと、他社より高い報酬で得られる優秀な人材、というところは、やはり世の中そんなに甘くはないなぁと思わされる。 後半は著者のやや愚痴っぽいエッセイ集のようになってしまうが、前半だけでも十分濃厚で、勉強になった。