幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

マンチェスター・バイ・ザ・シー

途中までイギリスのマンチェスターのことだと思って、イギリスにもアメリカと同じ名前の都市が結構あるんだな…などと思ってた(笑) 細かいところまでは忘れてしまったが、壊れてしまった男(ヴィンセント・ギャロ)をひたすら描いたブラウン・バニーを思い出した。ただブラウン・バニーは何の救いもないように感じたが、本作ではリーの甥のパトリックの存在がやがてリーの救いとなり再生につながっていく。 二人の心情の変化が丁寧に描かれていると思ったし、何よりキャストがそれに応えていてよかった。 それにしても、ドーソンズ・クリークの時から好きだったミシェル・ウイリアムズはよい女優になったなぁ。リーと再会する場面は本当によかった。