幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

2013-01-01から1年間の記事一覧

トゥルー・グリット

「勇気ある追跡」は途中でみるのをやめてしまったのだが(なぜだったか思い出せないのだけど)、これはおもしろかった。 録画してからしばらく放置してて、なぜかクリント・イーストウッドの作品だと思い込んで見始めて、何か違うと思って再確認したらコーエ…

ジェイムズ・グリック「インフォメーション 情報技術の人類史」

発刊後早々に購入して1章を読んだ後、「この業界にいてこれを読まないなんてありえない!」などと強く人にすすめたのに、その後数ヶ月放置していた…。 内容はトーキング・ドラムとモールス信号の対比から始まって、文字や辞書の発明、計算機(コンピュータ)…

テルマエ・ロマエ

マンガは1巻だけ読んで、この設定がすべてだな…という感想しか残らなかったのだが、どうやって映画化するのか興味あったので。 顔が濃い俳優陣と話題作り的に言ってたが、やっぱりみんな日本人にしか見えずやや残念。 無理矢理な展開は、無茶な設定とのバラ…

永遠に美しく

今さらながらの初見。 ドタバタものだけど、キャストがよくておもしろかった。 最初気付かなかったほど雰囲気が違うブルース・ウィリスが特におもしろすぎ。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

内容はあいかわらずという感じで、ほんとにラストだけがFINALという感じだった。 以下ネタバレあり。 問題のバスシーンは安っぽいCGを除けば、すみれの存在をしばらく消しておいて観客をビックリさせようという試みは成功したと思う。辻褄があってるか?とい…

「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ」

紀元前1世紀のものと思われる機械の破片をめぐる謎解きを描いたノンフィクション。 まず、精巧な歯車が多数ついたこの機械が、何のために誰に作られたものなのか、どのように動くのか、この技術の連続性が認められないのはなぜなのか、というとても興味深い…

阪急電車 片道15分の奇跡

昔、関西ローカル(?)で阪急東宝グループ提供、関テレ制作のドラマ枠があった。低予算というかチープな作りに突っ込みながらたまにみていた。 この映画は同じような枠組みで作られているっぽかったので、あまり期待せずおもしろくなかったら途中でみるのを…

「マネーボール」と「その数学が戦略を決める」

ちょうど、これをみる前(もう2月のことだったが)に読んだ「その数学が戦略を決める」でも事例として紹介されていたので、興味深くみれた。 まず、映画としてみたときの感想。 心に響いたのは、ビリーが旧勢力からの抵抗に屈せず、新しいスカウティング方針…

「カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦」

パイロットを目指すとか、フライトシミュレータやるとかいうわけではなく(笑)、単なる興味で読んだ本。 普段飛行機に乗ってると、なぜわざわざ反対方向に離陸してから旋回するのか?とか高度はどうやって決めてるのだろう?とか疑問に思うことがあるが、そ…

インビクタス/負けざる者たち

クリント・イーストウッド作品ということで上がってしまった期待値のためか、普通のよい映画、という感想にとどまった。 モーガン・フリーマンはじめキャストもよかったし、ラグビーのシーンも迫力があってよかった。何よりこの作品の元となったことはミラク…

"Running Lean"

これまでいろいろとスタートアップ関連の本を読んだけど、この本ほど腑に落ちたものはなかった。 (まっさらな状態でこの本を読んでそうなるのか、他の本も読んできたからそうなったのかはわからないけど。) 本書のすばらしいところは「リーン・キャンバス…

ワイルド7

原作は未読。 設定もおもしろいし、映像もよかったと思うのだけど、とにかく脚本がショボすぎる。 もったいない。 深田恭子もこの役にはあってない気がしたし。 原作読んだほうが、原作で補完できて楽しめるのだろうか。 エンドロールはおもしろかった。人質…

かいじゅうたちのいるところ

原作は映画化を知ってから読んだだけだったが、予告編みてとにかく期待が大きく、映画館に行こうかと思ってたほどだった。 結論を言えば、期待が大きすぎたためか、微妙な映画だった。 原作はストーリーらしきものはあまりなく、映像化は解決できたとしても…

007/スカイフォール

これも2月のアメリカ出張機内で。 みようと思ったのはアデルのテーマ曲が理由であって、それほど期待していなかったのだが、おもしろかった。 映像・アクションがとにかく豪華。残念ながら小さな画面だったので、大きな画面でもみたい。 007シリーズをネタと…

アルゴ

2月のアメリカ出張の機内でみた。 前にも書いたが、僕はベン・アフレックをまったく評価したことがなかった。それが監督?とかなり斜めに構えてみはじめたのだが、おもしろかった。 何より事実をもとにしているという点がとても興味深く、史実であるためにラ…

DiXiM Digital TV for iOS

eo光テレビでいろいろ番組をみるのだが、居間にあるテレビ(正確にはBDレコーダ)でしかみることができず、娘が居間でピアノを弾くなど居間が使えないときはみれない。 BDレコーダやデジタルTVでスマフォやタブレットでもみれるものがあるのだから、うちだっ…

「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」

「ビジョナリー・カンパニー」の著者が、偉大な企業がそれに至る飛躍をとげた過程を調査しまとめた本である。 もちろん、今の組織を偉大なものにしよう!と思い手にとったのだが…。 この本でよかったと思えたのは、他のビジネス書でよく言われていることとは…

スーパー

素人ヒーローものということで「キック・アス」みたいなのを予想して(「キック・アス」でも意外にアレだけど)映画館に行ったカップルなんかはさぞ居心地悪かっただろう、と思いながら悪趣味・グロ描写に引きつつみてた。相棒となるリビーのヤバさも途中か…

空気人形

予想以上に、暗くて青臭い映画だった。 ペ・ドゥナ(リンダリンダやグエムル-漢江の怪物もよかった)が持つ雰囲気が救いで、最後までみることができた。 設定とキャストからするとコメディとかいろいろな作り方ができたのでは?とも思ったが、見終わってみた…

のらねこ日記

邦題は「のら猫の日記」。スカーレット・ヨハンソンが出ている映画なので録画したけど、子役だった。みるのもやめようかと思いつつみてたら、意外におもしろかった。 ノリが80年代映画風だったからなのか?

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

何となく見てしまった。 変な日本描写や、土屋圭市や妻夫木聡などがチラッと出てくるのを探すという楽しみをもてれば十分みれる。 以前アメリカ出張で日本のドリフト族のことをきかれてびっくりしたことがあったが、ディスカバリーチャンネルでも扱われたり…

200本のタバコ

あまり有名でもないし評価も高くない映画(少なくとも80年代のノリがわからないと厳しいかも)で、確かにしょーもないのだけど、なぜか好きな映画。 最初にみたのは10年以上前で、夜中にテレビでやってたのをダラダラみてるうちに引きこまれたのだった。不思…

「NFLの(非)常識―なぜフィールド上で円陣ハドルを組んだのか」

世界初のインスタントリプレーやバーチャルヤードラインなどの新技術の導入や、チーム間の戦力均衡のためのドラフトやサラリーキャップ制度、入場料収入を優先させるためのテレビ放送のブラックアウトなど、競技だけでなくリーグ運営も合理的なところがよく…

リトル・ヴォイス

映画好きならみてもいい映画だと思う。 以下ネタバレあり。 それにしてもいろいろとすっきりさせてくれない終わり方はさすがヨーロッパ映画。いや、これは勧善懲悪ものであのラストはスッキリすべきなのか? ハリウッド映画だったら周りの人達は最終的にはLV…

マイレージ、マイライフ

あまり期待せずにみたがおもしろかった。 ラストもそうだけど全体的に苦味が効いているのがよかった。