クドカンが関係した映画というとアイデン&ティティも真夜中の弥次さん喜多さんも結構好きだったので、ある程度期待してみたが、とにかく惜しかった。
以下ネタバレあり。
兄弟が再会するところまではテンポも早く、「本当の自分」をなくした二人がこれからどうなるのか、竹内結子演じる徹子のおもしろさも手伝ってすごく期待が持てた。
泣かせるところも、クスッと笑えるところもあり、いい感じだったが、終盤の沖縄での場面になって崩れてしまった。あそこは残念な気になってしまう。
兄弟漫才では別にウケなくてもよかった気がする。というか全然おもしろくなかった。なのに客席が沸いていたところがそれこそ「薄ら寒く」感じてしまったのが原因かな。