2011-09-11 小川洋子「人質の朗読会」 書籍・雑誌 人質がそれぞれ自分に関するエピソードを淡々と語っていくという短編集的な本。 山びこビスケットの話とか好きな話もあって楽しめた。 ただ、単純な短篇集とせずにあえてこういう構成にするのだから、それぞれのエピソード間のつながりとか、何か最後にオチ的なものがあれば…と期待した分裏切られた気分にはなった。 ポール・オースターを読みたくなった。