幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ロックスター

うまくまとめていて、ちょっと感動できる映画だった。

音楽シーンをめぐる問題はここで描かれているほど単純ではないと思うけど、さすがにそれを真っ向から描こうとするとまとまらないだろうし…。

主人公が恋人エミリー(ジェニファー・アニストン)の住むシアトルへ行き着くあたり、80年代ヘビメタから90年代のグランジへと向かったという暗示とも読めたりして(曲調は全然違ってたけど)、音楽好きならではの見方もできる。

「エア・サプライを聴いて軍靴を履けってのか?」とか、お約束のワム!をばかにするセリフなんかも楽しかった。