機内でみた。邦題には正確には「ティム・バートンの」という枕詞がつく。
最近は変な邦題をつけないようにか(?)原題でないとダメという制約があるものも多いときいたけど、「ティム・バートンの」とつけるくらいなら、わかりやすい邦題をつければいいのにとは思う(たぶんギリギリそこまでは許してくれたというのが実情か)。
テーマ云々はまったくなしの童話だが、おもしろい映画だった。
中でも人形の表情が絶妙だと思った。あまりにリアルだと(たとえば実写でやっていたら)そこまで感動できないと思うのだが、人形の表情である分寸止めというかみる側で想像できる余地を残している分かえってものすごい演技をみたような気になった。
特にエミリーの表情には本当に何度か泣きそうになった。