ヴェルベット・アンダーグラウンドの毛皮のヴィーナスが鳴りだして男女3人がいかにも退廃的に踊り始めた時に、ウォーホルの映画だったっけ?と思った。まさかそういう前衛的な映画が撮りたかったなんてことはないよなと思い直したものの、最後までみててしんどい状況は変わらなかった。
明らかにコワれているブレイク(カート)のことを少しも顧みず死後も、巻き込まれて困ったと言い放つ彼らを糾弾するための映画なのか?
こういう人達が彼の周りにいたから悲劇が起こったと言いたかったのか?
それだけのために延々とブレイクの奇行を引っ張るのも‥。すごい思い入れのある人には確かに自虐的な感動があるのかもしれないけど。
ソニック・ユースのキム・ゴードンも出てた。