幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

スティーヴン・キング「コロラド・キッド」

当たった!と喜びつつずっと放置していたのをやっと読んだ。

以下ネタバレあり。

「本書『コロラド・キッド』がお気に召したか、あるいは腹立たしくてならなかったにも…」とキングの少し言い訳っぽいあとがきがはじまったところでも正直「この部分も物語のうちなのか?」と思えたほど、ラストは拍子抜けだった。

ただ少ししてから、「”ちがいない”要素がない」、つまりオチがない話だとしつこいくらいの前置きがあったのはこのラストへの伏線だったのか…とニヤリとした。

ただプレゼントという形ではとても洒落た話だと思ったが、アメリカでは普通に売られていたとのこと、買った本だったらニヤリとはこなかったかも。