実家で妹からすすめられて読んだ。
「犯人に告ぐ」と同じ作者(妹によれば原作からすると映画はありえないものだったらしい)とのことで、サスペンスだと勘違いして読み切ってしまった…。
読むと万年筆が欲しくなるという点には同意だが、いかにも最近の邦画が好みそうな話やな〜という感想。
以下ネタバレあり。
サスペンスだからとあれこれ深読みしながら読んでいるときが一番楽しかったかも。
冒頭の伊吹先生の日記では転校していったと書いてある生徒は実は伊吹先生に殺されたとか、隆作が伊吹先生を殺したとか、いや留学した友達が怪しいとか、香恵がわざとらしいまでに隆を別人と思い込んでいることもさらに何か仕掛けがあるのか!?とか…。妄想ふくらみすぎ(笑)