前作で感じたバットマンの正義に対する狂気と言えるほどの執着は、もはや感じられない。
というか、もうそんなレベルを突き破ってしまうほどの、ヒロイックの爆発のようなものを見せられた気がする。
この3部作は、普通のコミックに出てくる完全な(何かを超越したような)ヒーローが完成される過程を描いたものだったと思う。
この映画だけでみても、キャシャーンを思わせる孤独な戦いというテーマは大好きだし、キャットウーマンなどバットマンを助けようとする脇役たちもよかった。
それにしてもジョセフ・ゴードン=レヴィットは、あちこちでいい役をやってるなー