幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

ノスタルジア

タルコフスキーソラリスは学生の頃に観たきりで、もう一度観たくて仕方ないのにその機会に恵まれないまま、とにかく観た時の静かな衝撃の余韻だけが残っている。 本作、ストーリーは一度観ただけでは理解できない。後半はいかにもな前衛映画的な場面も出てくる。 ただ映像の美しさはよくわかった。建物がどれも印象的だし、モノクロで出てくるロシアの情景もまさにノスタルジックだった。 黒澤明の「夢」を思い出した。