幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

あの素晴らしい愛をもう一度

今日スーパーで「あの素晴らしい愛をもう一度」がかかっていたのだが、なんじゃこれ?と思うくらい聴いていてむかついてしまった。ビリケンがカバーしているやつだったみたいだけど、ほんとにひどい。

こいつらだけじゃないけど、メロディの良い昔の名曲をパンク風にやってみたり(せめてシドくらいにはやってくれ)、ヒップホップ風にやってみたり、何が楽しいんだろう?やっぱり売れたい、売りたいってことなんやろうな…。

あの素晴らしい愛をもう一度」のカバーで一番印象的だったのは(全部聴いたわけじゃないけど)、三輪明日美のだ。「ラブ&ポップ」という映画のエンディングにかかっていて、そのときはそのラストシーンとすごくよくあっていてかっこいい!と思った。その後シングルを買ってあらためて聴きなおして、かっこいいと思った理由がよくわかった。とにかく下手くそ。半端じゃない。

これはもう、パンクだ。シド・ビシャスが"My Way"をめちゃくちゃにしてうたったのに通じると思う。どうせならこちらを聴いてほしい。…といっても聴かせた人はみな微妙な表情をするだけだったけど。