幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

気持ち悪い本

本屋で立ち読みしていて、目にとまった本「大人のロック」。もうなんか名前だけでロックを聴くような人たち向けの本!て感じで気持ち悪かった(けどクリーム再結成のところだけ読んでしまった)。 どこの出版社だろうとおもってみたら、日経BPだった。日経エンターテインメントも創刊したときにみて異様に気持ち悪く感じたのを覚えている。今でも立ち読みはするけど、ロックとか映画とかそういったものがマーケットありきで作られていることをこれほどあっけらかんと見せてしまうその神経がわからない。いや、ひょっとしたらこれを出している人は実はそういう現状への強烈な問題提起のつもりでいるのだろうか? メディアなんてどこも同じだけど、日経は産業系のメディアとして突出しているせいか、自分のところだけで立てたシナリオをうまくまとめて、それが世の中の流れみたいに言っているのが、やっぱり気持ち悪いのだ。 隣にあった本は「ロック栄光の50年」という本だった。講談社の本だが、古いロックが儲かるということなのか…。