売れない芸人と、不治の病で死期が近い妻。妻は病を隠し、夫は知っていることを隠し、互いに相手を想い相手のために尽くそうとする。
タイトルから、時計のチェーンをプレゼントするために髪を売った妻と櫛(くし)をプレゼントするために時計を売った夫の話(O・ヘンリは嫌いなんだけど)を思い出して、「ラブストーリー」みたいに練りに練った仕掛けで号泣させてくれるかと思ったのだが…。
映画としては平凡で「人の生死を絡めた美談」レベルだった。
「八月のクリスマス」みたあとだったので正直「またか」とは思ってしまったけど、派手に泣かせる映画としてはこっちの方が上になると思う。泣かせるつぼをおさえていて序盤から何度も泣きそうになった。
あ、冬ソナでのお気に入りキャラのキム次長が活躍してた。