幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

PC復活

やっと、家族用のパソコンが復活した。

時間がかかったのは結構あれこれ悪あがきをしたから。その過程で「むきーっ」とくる出来事にもみまわれた。

やはり最近のコンシューマ志向のパソコンにはWindowsリカバリ用の起動ディスクはついてこないようで、あれこれ調べて他のWindowsマシンから緊急起動ディスクを作ることにした。いくつかの手順を経て最後にISOイメージをCDに焼くのだが、何も考えずに焼いたらISOファイルが1個だけ入っただけの、寒すぎるCD-Rが焼けてしまった。

またあれこれ調べると、なんと…僕のノートPCに入っているDrag'n Drop CDではISOイメージをCDに焼くことができない。正確にはこのバージョンでは、ということでお金を出せばそれもできるバージョンが手に入るようなのだが、そうだとするとこのソフトでできることって明らかにWindowsXPに標準で入っていることしかできないことになる。それだけのためにCD入れるたびにがりごりハードディスクならしながら起動してきて気持ち悪いアイコンがデスクトップに出現して、という邪魔をしていたのだった。かなりムカつく。

結局壊れたパソコンの前に使っていた家族用のパソコン(IBMのAptiva)についていたソフトでは焼けたので、それで焼いた。

ようやく緊急起動用ディスクで起動して、まずはデータを救い出そうと(再セットアップしても消えないドライブへコピーする)修復プロンプトで作業する。が、肝心のディレクトリにアクセスできない。直接ファイル名まで指定したらアクセスできる気配だけど、ユーザ名に日本語を使っていて日本語の入れ方がわからない。

あきらめて、壊れているSYSTEMファイルを修復しようとバックアップファイルなどで置き換えたりしてみたが、Administratorでログインすらできなくなってしまう。がっくり…。

最後はハードディスクを取り出して、外付けのハードディスクケースに入れて別のパソコンでデータを吸い上げた。iTunesのミュージックライブラリのコピー中にファイルが壊れているとかエラーが出て、これはあとでiPodから取り出せばいいか、とあきらめた。それにしても結局はこんなに簡単にデータ取り出せるのだから修復プロンプトでの中途半端で不便なセキュリティの仕様は納得いかない気がした。

後はハードディスクを初期状態に戻す操作をすればいいだけ、とやると、なんと元に戻すためのデータも壊れているみたいで、ここで保証期間内でもあったのでNECに任せることにした。

対応はスムーズで本体を取りに来てくれて、ハードディスク交換後、また持ってきてくれた(なぜか持ってくるほうだけ僕がHMVで注文したときに配達してくれる世捨て人風のおっちゃんで、「パソコン壊れたん?」などと気にしてた)。

iPodからファイルを引っ張り出すのには最近リリースされたWinamp用のプラグインを使った。後はまたいろいろ設定とかインストールとかしないといけないのが面倒。ムカついて蹴飛ばしたウィルススキャンがまた復活してるし…。