幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

男はつらいよ 純情編

第6作。現時点で、第1作についでおもしろいと思った。

冒頭、寅さんの雰囲気が落ち着いたと思ったのもつかのま、あっという間にいつもの調子に。

笑わせて、泣かせて、とめまぐるしい展開がよい。感情むき出しでぶつかりあう寅たちが他の人を癒していく様子もほほえましい。

 

今回も兄を思うさくらが寅さんに負けないくらいの存在感を示していた。ラストの別れのシーンも泣ける。

それにしても、森繁久弥とか宮本信子とか(もちろん倍賞千恵子もそうだ)若い。歴史を感じる。