幻覚ギター

みた映画、きいた音楽、よんだ本。

CANを浴びる

Soundtracksこの前"Future Days"を聴いて、やっぱりCAN最高!とテンションがあがりまくった。 ついでにアナログ盤しか持ってなかった"Soundtracks"もCDで買って十何年ぶりに聴いた。 これまた最高だった。マルコムからダモ鈴木にかわる時期の作品で両方のボーカルが入っていて、ニューウェーヴっぽいけどまだロックと呼べるような枠からはみ出していこうとする様子が聴ける。これが1970年の作品だということがすごい。 "Mother Sky"なんてイントロだけで鳥肌。Loopというバンドがカバーしてたのを思い出して聴いてみたけど、苦笑するしかない。誰にもこの雰囲気は出せないと思う。
Unlimited Edition続けて、未発表曲集の"Unlimited Edition"も聴いた。こちらは未発表曲というだけあって、普通のアルバムで聴ける曲とはちょっと違ったものが並んでいる。(2)"Doko E"(「どこへ」なのだろう)はダモ鈴木が日本語混じりでつぶやいている曲。同じように日本語を混ぜて歌ってる"Oh Yeah"(Tago Mago)ほどまとまった曲ではないけど。 未発表曲集ということでは"Delay 1968"というのがあって(今回の再発プロジェクトには入ってないみたい)こちらはマルコム時代のもの中心のもの。普通のロックっぽい曲も多くてCANの出発点が垣間見られておもしろい。 とりあえずCAN漬けの日々がしばらく続いてた。