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実は何年も前に一度読みかけて挫折していたものだった。期待が大きすぎたせいか、ローリング・サンダーのパワーが胡散くさげで読み続けられなくなったのだ。
今回はその部分には目をつむって一気に読んでみた。癒しとかそういうのではなく、ティモシー・リアリーのと同じようなヒッピーの本だと思う。グレイトフル・デッドにサンフランシスコ、アメリカ政府への露骨な憎悪とか。
胡散臭いとは書いたけど、僕はこういう自然やその一部でもある人が持つ不思議な力は信じてる。占いなんかと同じでいい面だけでも信じてた方がいろいろと楽しいからだ。
でも最後の方で出てきたグッド・メディスンとバッド・メディスンとのサイキックな戦いはどうなんだろう…(笑)。
知らなかったけど、解説にはディランの「ローリング・サンダー・レビュー」は本書に出てくるローリング・サンダーを称えるためのものとある。